あの事故のことで、
日に日にJR西日本への批判が強まっている最近ですが、
別にだからって、列車に乗るのが怖くなって、
帰省せずに自宅に篭ってるってわけじゃありませんよ?
ていうか、篭っとるんかい。
いやぁ、毎日いい天気です。虚しいくらいに。
でもねぇ…。
これで調子こいて街なんかに出ようものなら、
道は大渋滞で、10分のところが1時間だったり、
街は街で人だらけで、強烈な人混みに押しつぶされて、
もうそれだけで疲れに行くようなもんだってのは分かってるから。
ひそかに、6日が穴だと思っております。
で、何の話だ。
そう、列車事故の話です。
そのとき、本当に的確な人命救助が行われたか、とか、
事故防止の策が不十分だったんじゃないか、とか、
日比谷線とかの教訓が反映されとらんじゃないか、とか、
いろいろいわれてますよね。
でも、多分、そういう問題は二の次で、実際は
“マジメにやってたのか?”
ってことに集約するんじゃないですかね。
事故が起こったのを知っても、
大した確認もしないで通常勤務を促す上司がいたり、
事故当日、同僚の社員たちがボウリング大会やってたり、
もうそのあたりにアリアリと見えるじゃないですか。
ちゃんと事故防止に取り組んでいれば、
スピード超過もなかったろうし、新しいATSも付けてただろうし、
事故が起こるような要因はかなり削げてたと思える。
起こってしまった場合でも、
救助体制がちゃんとしていればもっと迅速にやれたかもだし、
何より、人を本気で助け出さなければ、という気持ちがあれば、
体制よりも行動でもっと誠意を見ることができたのではないか。
これねー。ヒトゴトじゃないんですよね。
自分たちはどうなんだ?ってことです。
JR西日本をバッシングしているアナタ(私も含)、
アナタは自分の仕事をマジメにやってますか?
ということ。
また、仮にそういう場にアナタが居合わせた場合、
そこで的確な、もしくは一生懸命な行動ができますか?
ということ。
私は…そこらへんは自信ないですね。
だから、こういう局面では、
私は人を(JRとかを)批判するということはしないわけですが。
そこから自分の行動を省みることも重要かな、と。