休みたいなら辞めろ

「休みたいなら辞めろ」発言は暴論?正論? ネットで波紋広がる
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元記事

「休みたいならやめればいい」――。日本電産の永守重信社長は23日、記者会見で「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」と持論を展開。10年間で売上高が6倍超という成長の原動力が社員の「ハードワーク」にあることを強調した。
asahi.com より)

これね。地味に炎上してるっぽい。
その発言が報道が伝えている通りだとするなら
時代に逆行している思想という印象か。
私個人としては、正直好感は持てませんね。
そりゃ働けば働かないよりは儲かるでしょう。
正論といえば正論。
でもだからって会社のトップが言って良いことじゃない。
やる気満々の現場でそういう発言があるのはわかるけどね。
というか、現場で「休日返上で頑張るぞ」などといったときに、
上役は「まぁ少しは休めや」と諌める立場であるべき。
実際の話をするなら、
ほとんどの企業は、休日と有給(年休)をあわせれば
年の3分の1くらいは休みになると思うんだけど、
有給はほとんど消化できず、場合によっては休日もいくつか潰して
その代休もろくにとれない、というのが現実だったりするんでしょう。
そういう会社というのは大体人員と仕事量のバランスが悪くて、
人手が足りないから1人にかかる負荷が高くなってくる。
でも、会社的には人を増やすとコストが増えるので、
それよりも1人にかかる負荷を上げて利益を出そうとすると。
これは安易な解決方法なんだけどね。
もちろん、休みだけはしっかりとって仕事はしない、
みたいな社員はどうにかしないといかんのですが、
そういうことは現場で調整されるべきことでしょう。
経営者の立場からストレートにあんなことをいわれたら、
そりゃあちこちから批判を浴びるよ。
経営サイドとしては「無理しないように」といわなければならない。
でも本音としては「頑張って欲しい」と思ってるだろうことは、
現場サイドでもおよそ察しはついてます。
だからこそ「いえ、もうちょっと頑張りますよ」といえるのであって、
頭から「休みたいなら辞めろ」なんていわれたら、
実際に休み返上で働こうと思っていた人も萎えます。
あの社長は技術上がりなんだろうか。
要は、正直にいっていいこととそうでないことがある
ということじゃないかしら。

コメント

  1. 松ノ木 より:

    日本電産 休み

    休みたいなら辞めろ日本電産の永守重信社長は23日、記者会見で「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理…

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