気をつけてね

この国の習慣なのか、どの国でもそうなのか、人と別れ際に、
「気をつけてね~!」
っていいますね。もう女子高生からオバちゃんまで。
いえ、女性に限らないと思うけど。
気をつけてね。
さて、何に気をつけるのか。
「気」。気というのは、エネルギーとかエレメントのようなもので、
うんたら気といえば、何か力とか元素とか、
そういうものを指すことが多いです。
空気、冷気、士気、やる気、桃の気、山椒の…
はい。すみません。分かってますって。
気をつけるというのは、
何事か危険なことが迫ってくることがあるかもしれないから、
それに注意しろ、ということですね。
それを別れ際に、さようならという挨拶代わりにいうわけです。
特に気をつける必要がないときでも、とりあえずいう。
いわれる側にしてみれば、ある意味大きなお世話です。
…いや、それは卑屈な見方でした。
もうこれは習慣になっちゃってるから、
何の不自然も感じないわけですよね。
別に気をつけなくても良くても「気をつけてね」と。
まぁ気をつけるものはいっぱいありますけどね。
人とぶつからないように、気をつけてね。
壁にぶつからないように、気をつけてね。
車にひかれないように、気をつけてね。
三輪車をけとばさないように、気をつけてね。
風邪をひかないように、気をつけてね。
死なないように、気をつけてね…。
要は、お互いまた元気な姿で会いましょうってことですか。
今日、通勤の間に、
いろんなところで女性たちが「気をつけてね~」といってるので、
そんなにみんな不注意なのかと思ったわけで。
えー。風邪ひいてます。
かなり神経が変な方に感覚するようになってます。
衰弱してるときって、
結構どうでもいいことを繰り返し考えたりしますよね…。
(私だけですか)

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