脳内世界

PS3でトロステーションを起動すると、
いつもひとりで寂しそうにしているトロが居た堪れなくて、
ついにショップで宇宙イルミネーションセットを
100円(リアルマネー)で買ってあげてしまった私は負けですか。
癒しキャラを癒してやってどうする。。
満を持してニコニコ動画が有料サービスを始めたと思ったら、
YouTubeがRemixer(オブジェクトのオーバーレイ機能)を解放したとか。
ついでに日本語(を含む各国語)に正式対応も。
こういう技術合戦は見てて面白いですね。
というか、何やら最近、
ネットワーク上のアトラクション開発が目覚しい気がします。
Webが一般に普及して以来、ネット人口は爆発的に増加して、
今やそれ無しの社会がありえなくなっている。
ネットでコミュニケーションがとれる。
ネット上でいろんなショッピングができる。
ネットでつながった仲間同士でゲームができる。
音楽や動画の配信サービスが急増する。
Web 2.0 などという胡散臭い言葉が出回り始める。
PCはもちろん携帯でも普通にネットにつながる。
いつでもどこでもオンライン…。
私がはるか昔にコンピュータにあこがれていたのは、
それがまだまだ社会には出回っていなくて、
いろんな計算ができるしゲームも通信もできる
未来のスーパーマシンというイメージがあったからだと思うんだけど。
(男子は多かれ少なかれそういうものに意味もなく憧れる。)
今やそれを使うのが仕事になっちゃってるもんなぁ。。
これだけコンピュータが出回ってオンラインが当たり前になってくると、
その中に新たな社会や文化が出来始めるというのは、
流れ的になるべくしてそうなったという感じなんだろう。
未来の世界に憧れを抱いていた20世紀少年の私は、
ミレニアムを過ぎて21世紀の今頃は、
(アンゴルモアの大王が来ていなければ)
ドラえもんや鉄腕アトムの世界になってるのを想像してたんだけど、
ガラスの管みたいな道路が空中にあるわけでもないし、
相変わらず車にはタイヤがついてる。
まぁ、現実はこんなもんか。
と、思っていたんだけど、
実はもうそういう世界は出来上がってきてるんじゃないか。
ただし、それはいわゆる現実世界ではなく、
ネットワークの世界、いわゆる仮想世界の中で。
Webの次の世代のメディアは、
そういう仮想現実の世界だろうと予想する研究者もいるというけど、
ネットワークのコミュニティがこれだけ普及して、
仮想世界を構築する技術もどんどん発達してるわけで、
そういう時代が来る地盤が出来上がってきているのは確か。
何が現実で何が仮想なのか、
その分別がつかなくなることが精神的な病として
社会問題に取り上げられることが時々ある。
でも、現実も仮想もどちらも脳内の認識ひとつであって、
そういう現象が社会で取りざたされてくるということは、
逆に、仮想世界側が現実に近づいてきている
ということも、表裏一体であるんじゃないか。
トロに宇宙イルミネーションセットを買ってあげたっていいじゃない。
しばらく見てると、トロはちゃんと部屋の明かりを消して
買ってあげた宇宙イルミネーションセットを眺めてくれるんですよ?
かわいいじゃん!
(自己満足。)

コメント

  1. atsuko より:

    かわいい!!
    そのトロ、猛烈にかわいい!!!
    PS3を買う予定が永遠にないので、
    対面できないのが残念です(>_<)

  2. 月影 より:

    あんまり可愛がり過ぎると、
    だんだんお金がかかってくる罠があるんですが。。
    かわいいです。ソニーのくせに。

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