政治崩壊(1)

子供や学生時代は、政治なぞ全く興味が無かったのだけど、
どうもこのところ、その政治や社会情勢の話が気になるようになってきた。
子供の頃は、大人たちが新聞やニュースを好んで見ているのを目にしては、
何であんなつまらんものを好むのか、と思っていたけど、
その気持ちがわかるようになったというのは、私もそういう歳になったと?
そういえば、最近は民放のゴールデン時間にやってる
バラエティ番組やアニメなどもほとんど見なくなったな(一部作品を除く)
今ホットなのは、自民党の総裁選か。要は、次期首相は誰になるか、という話。
正直言って、今頃自民の誰が首相になってもあまり変わらないだろう、
と概ね冷ややかに見ているのだが、四人出ている中で、一人気になるといえば、
小泉純一郎氏だ。
彼こそは、時の天下の自民森派会長である。
他の派閥は、大体本人(橋本派なら龍ちゃん、加藤派なら紘一など)が会長なのに、
何故か森派は小泉氏。
しかも、保守の現政権の頭にいながら、派閥を破って、
郵便局を民営化して、自民党の構造を改革しよう、などと言っている。
私がこれまで持っていた政治というものへの古臭い概念から逸脱しているので、
ひとことでいって、面白い。
もし日本が議員内閣制でなく、アメリカみたいな大統領制だったとしたら、
今の国民は間違いなく小泉氏を大統領に選ぶだろうなぁ。

タイトルとURLをコピーしました