政治崩壊(2)

どうも、従来の政策では飽和状態という感がある。
今までやってきたような政策では、今後立ち行かないのではないか。
政治が堕落しているとか、政策が手抜きであるとか、
そういうことも確かにあるが、社会自体が、昔とは変わっているのであり、
それを運営する方法もそれについていかなければならぬと。
つまり、戦後のまま旧態依然では駄目なのだ。
今もこれからも政治家に求められる技量といえば、
先見性、社会を鋭く洞察する能力、ということになるか。
ある種、企業がこれから売れる何かを商品開発するようなもの。
政治家はことさら過去を気にするようだけど、
その過去を後生大事に守っていくだけじゃなく、
その経験を糧にして、国や国民の未来をつくっていかなければならない。
今まで上手くいってた政治手法は、これからもずっと安定かといえば、
きっとそんなことはない。世の中はどんどん変わっているのである。
一度、国という単位を解体して、民営企業主体にしてみても良いかも?
究極の資本主義。いわゆる「小さな政府」ってそういうことだよね。
民間であれば、様々な事業において淘汰圧が強力に働いて、
社会はどんどん合理化されていく。
本当に社会に必要なものは伸びて、不要なものはどんどん廃れていく。
それが良いか悪いかは別だけど。
小泉氏は、そういうあたりを目指している政治家なのだろうと思う。

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