増税

仙谷氏、復興財源に所得増税を 「期間限定で」
(47news.jp)
社会主義ですね。それもひとつの考え方でしょうけど。
増税すること自体は私は否定しませんが、
今この時期の増税というのは、ただのドサクサ紛れなんじゃ?
という気がして、どうも胡散臭いんですよね。
東日本震災のような災害がなくても
財源不足というのは自体はかねてから指摘されていたことで、
そもそもそっちの財源の目処が立ってなかったわけでしょう。
で、ここぞとばかりに財源確保、増税と言い出すというのは
期間限定とか期限付きとかいわれても、
どうせそのままなし崩し的に恒久的な増税になって、
災害復興以外の財源にもあてていくことになるんでしょう。
もし民主党に政権が移ったことの意義があったとするなら、
長期政権で根付いていた様々な利権を断ち切れることだったはず。
何をやってるのかわからない政府機関とか、
独立行政法人とか各省庁の出先機関とか天下り先の企業とか、
そういう政府の腐れ縁を無くすることができる
というのが政権交代の最大の意義のひとつだったはずなのに、
民主党は一向にそういうところに手をつけようとしていない。
事業仕分けというパフォーマンスでも、
仕分けされたのは自民党との結びつきが強い事業ばかりで、
存在意義不明の多くの事業や機関は、依然そのままです。
むしろ、災害復興の財源確保のために、
そういう無駄機関の仕分けをするときが今なんじゃないか。
あと、無駄なバラ撒き政策の数々を諦めるときも、今です。
高速道路無料化は廃止になりそうな方向だけど、
子ども手当ては減額されるも制度自体は続けるみたいだし、
高校無償化も手が付いていない感じ。
こいつらを無くすなら、今がチャンス。
オザワとかその周囲とかがいくら騒いでも無視でいいです。
マニフェストとか公約違反とか、この際どうでもいいです。
もう民主党のライフはゼロなんだから、
この上支持率とか心配をするだけそれこそ無駄な努力です。
政局より政治をまわす努力をしましょう。
そういう努力をした後で、それでも財源が足りない場合に
最後の手段として増税を持ち出すべきでしょう。
増税は手っ取り早い財源確保の方法だけど、
それによって経済に与える負の効果はかなり大きいはず。
私だって、増税されたらその分消費を減らすことを考える。
現に、昨年13年目になる車を買い替えるかどうか迷った末
経済が低迷している不安から買い控えしちゃったもんね。
エコカー減税とかインセンティブがあれだけあったにも関わらず。
その上増税となれば、さらに財布の紐は堅くなりますよ。
要は、話には順番ってものがあるってことです。
何も政治努力しないでいきなり増税はあり得ないしょって話。

コメント

  1. makiko より:

    >もう民主党のライフはゼロなんだから、
    この上支持率とか心配をするだけそれこそ無駄な努力です。
    そうなんですよね~。
    民主党のひとたち、これに早く気づいてほしいと思うのですが。
    なんで気づかないんだろう。

  2. 月影 より:

    本当に気づいてないのか、気づいてるけど気づいてないフリをしてるのか、もう開き直ってるのか。政治家って、真性のバカなのか、バカを装ってるのか、実は周到なのか、もう何かよくわかりません。

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