開発環境、さんざん揉めて、結局Visual C++ 6.0に。10月末にはプログラムテスト終わるスケージュールなんですけど。
ちなみに、VC6は発売終了してます。今は.NET出てるしね。ちなみに、VCはRADだと思われてる節があるけど、全然そんなことないからね。超硬派な開発ツールです。VBやDelphiみたいなもんだと思ったら、全然違う。使い方のよくわからんテンプレートを吐く機能はあるけど、エディタのアシスト機能はほぼないし、画面のデザインもいろいろ融通が聞かない。というか直感的につくれるのはダイアログベースくらいで、SDIとかMDIのテンプレートを使うには、VC++自体をそこそこ習熟する必要がある。
まあ、私自身はまるでわからんわけではないけど、今のチームにVC++使える人って今どれだけいるのか。実務2、3年程度の若者か、あとは管理職でしょ。
今の時代、C# 使わないんなら、私ならDelphiを推めるね。チームのスキル構成的にそのへんが折り合うと思う。DelphiならVBみたいに簡単に画面デザインできるし、コンパイラだから実行速度もVBほど遅くはならない。必要な機能もVCLコンポーネントの貼り付けで拡張できる。超簡単。あと、何より私がDelphiに慣れてる!
というようなことを上司にいったら、Delphiを使わない理由「世の中に知られてないから」だって。何それ。別に世の中に知られてるツールを使う必要なくないですか。
ちなみに、Delphi 7 は Windows 2003 Server を正式にサポートしてないというのもあるらしい。でも、これからつくるものってサーバで動くものじゃなくて、クライアントで動くアプリでしょう。クライアント側なら Win2000 とかで動けば良いわけで、サーバの考慮って必要あるんですかね。というか、それをいったらVC++は最早発売すらされていないわけで、そっちの方が問題な気がするんですが。
将来のOSサポートとかを考えるなら、せめて.netでしょう。これも立派なマイクロソフトのプロダクトですよ。ところがこれもダメだという。C# はまだ出たばっかりだから、らしい。やっぱり枯れた技術でないと不安になるものなのか、おじさんたちは。ちょっとは新しい技術にも進出していこうという気概がないものかね。
VC++で画面アプリ、それをこれからつくって、10月末にはPT完ですか。私たちはどんだけ買いかぶられてるのかな。不可能ではないよ。たぶんやれるよ。やれるだろうけど、もっと楽に余裕を持ってやれる方法が他にあるのがわかってながら、それは選択しないで茨の道を歩もうとしていることが、何かね、何なんですよ。
確かに、VC++は信頼と実績は高いでしょう。でもそれは、それを使う技術者のスキルに支えられてる部分もあるからね。正直いって、私はヘッポコくんですよ。なめるなよ。そんな簡単にVC++なんてもの扱えるほど技術力高くないからね。特に画面アプリなんてVBの領域やろって思ってるのが私ですからね。GDI?DirectX?デバイスコンテキスト?何それオイシイの?
はい、勉強しますよ。1ヶ月で。