[コラム/雑記] なぜタバコを吸うのか

この頃、駅のホームで電車を待っているとき、喫煙コーナーにいる女性の姿が気になるようになった。気になるといっても、別に声をかけようとか、そういうことではなく、煙草を吸う、という行為についてである。オヤジどもが吸っているのは何も感じないのに、女性だと違和感があるのか。それは男女差別だ!まあね。こればっかりは否定しません。私の偏見です。

ただね、男よりも女の方が、2倍、喫煙によって肺がんなどの病気にかかりやすい、という統計結果はあるらしい。医学的、生物学的にも、女性の体は男に比べて煙草の有害物質を分解する能力が低い、または、逆に有害物質をつくりやすいらしいと。あと、タールなんかを脂肪に蓄積しやすいともいわれている。これらはどこまで本当かはわからないけど、一応、情報として書いておく。

まぁ、そんな理屈はなくとも、タバコが体に悪い、というのは周知の事実で、それをなぜ吸うのか、ということかな。これは男女関係なく。

タバコを吸い続けると中毒になって簡単にやめられなくなるという。だから暇さえあれば喫煙しようとする。では、その喫煙者が喫煙者になる前、タバコを嗜もうと思ったきっかけは一体何だったのだろうか。私にとって、そこが純粋に疑問。

今の時代、タバコが体に悪いなんてことは常識。医者も吸うなというし、タバコの箱にすらそういう注意書きがデカデカと印刷されている。タバコ税もクソ高い。それでもタバコを始めてしまうのはどういう動機によるものなのか。カッコイイから?皆やってるから?大人が吸っていたから?尊敬する人が吸っていたから?大人になったら吸うもんだから?

タバコを吸い続けるとマズいと思うもう一つの理由が、ニオイである。タバコのヤニのニオイか煙のニオイかわからないけど、ヘビースモーカーであればあるほど、その体から独特のタバコのニオイが漂ってくるようになる。タバコを吸っていないときでもね。このニオイ、体内から溢れ出る分泌物を抑えられなくなるのか、歳を重ねるほど強烈になっていく。いわゆる加齢臭や口臭などとのコンボが重なると、最早それはゾンビクラスである。ゾンビの匂い知らんけど。

とはいえ、吸いたいものを我慢することの方が体に毒という考え方もある。実際、ヘビースモーカーでも80歳、90歳という大往生な人は少なくない。健康管理についてはその人の自己責任以上の何ものでもないので、結局のところ、吸いたければお好きにどうぞというしかないのだけど。

ただ、吸うのであれば最低限マナーを守って欲しい。特に吸わない人への気遣いね。駅とか公共の広場とかで禁煙の場所なのに吸ってる人も見かけるし、歩きタバコはホント多い。あと、タバコ吸うと痰がからむのか、道端にカー、ペッってやるやつ!最低だから!ホントやめていただきたい。

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