首相談話

あの記憶を風化させるな、とか、
このことはずっと後世に伝えていかなければならない、とか
よくいわれるんだけど、歴史は意図的に記憶されるものではなく、
自然と残るものは残るし、忘れられるものは忘れられる。
でも、近年は何でもかんでもデータベース化されてるから、
単純な情報としての記憶自体はずっと残るのではないかな。
さて、菅首相が日韓併合から何年目だかの感想とかなんとかで、
夏休みの作文みたいなのを書いてましたね。
全文(といってもそんなに長くない)読んだんだけど、
新入社員の始末書というか、本当に小学生の作文みたいな内容で
ちょっと笑ってしまった。
結局のところ、ボクたちが悪かったです、ゴメンナサイ。
ってことしかいってない。終始。
韓国とか、中国もそうだけど、はなっから日本を敵対視してるわけで、
いくら謝罪しても、何かしら言いがかりつけてくるんです。
彼らは、そうするのがある種義務みたいなところがあるから。
だから、日本はコトを蒸し返したりせず黙ってるのが一番良いのに
何でわざわざ相手の言いがかりの材料になるような作文を出すのかと
不思議でしょうがない。
菅さんが個人的に謝るのは、もうナンボでも謝ってもらって良い。
でも、日本の政府として、日本国民を代表して謝ってるというのが
どうにも解せない。
だって、大多数の国民は、もう謝罪する必要なしって思ってる。
その総意があの作文?あり得ない。
というか、国民も出し抜かれたけど、
政府内ですら、しかも民主党内ですら合意がなかったという話で、
あの内容は、主に仙谷氏主導でつくられたとか。
これじゃ、小沢氏が鳩山氏を傀儡にしてたあの構図ですよ。
今は仙谷氏が菅氏を傀儡にしてる。
百歩譲って謝罪までは許すとしても、100%罪を認めちゃったら
その後に必ず出てくるのは補償の話で、要は金出せといってくる。
そして件の仙谷氏は、日韓個人補償についても前向きなようで、
ここまでくると、もはや日本政府として認められないレベル。
小沢鳩山のときは中国贔屓だったし、今度は韓国ですか。
あとね、自虐政府なのもそうだし、彼らの金銭感覚もかなりおかしい。
お金なんて、いくらでも国が出せば良いと思ってるようだけど、
国のお金は国民の税金であって、国民が支払ってるんだからね。
そりゃあキミたちは高額な議員報酬を貰ってるんだし、
多少税金が高くなっても、個人レベルでお金に困ることはないでしょう。
でも、一般市民は100円とか10円とかの節約に苦慮してるわけで、
そこらへんの事情すら、彼らは、ぬくぬくとソファに座って
おとぎ話の「マッチ売りの少女」でも読んでるような感覚なんでしょう。
ああ、かわいそうな子だなぁ。頑張ってね。で、おわり。
でも、税金を支払うのは、そのかわいそうな子たちなんです。
議員報酬だって、かわいそうな子たちが支払ってる税金です。
おととい、国の借金が900兆円を突破したといってたけど、
それは、国民一人あたり710万円の借金になるらしいですよ。
といっても、金銭感覚が狂ってるあの政権、あの党じゃ
せいぜい、おとぎ話を読んで、困ったね、心配だねっていうくらいで、
結局何もしないんでしょう。
お母様から、毎月1500万円お小遣いもらってた人もいるくらいだし!
これだけ火の車の財務状況なのに、
さらに歳出を増やすような政策ばっかり通そうとしてるし、
それに必要な財源確保の方は全くもって見通しが立ってないし、
自国が借金塗れなのに、さらに他国に戦後補償?あり得なくない?
…と、改めて考えても、あの首相談話の意味が全くわからんです。
少なくとも、日本にとっては百害あって一利無し。
あれは、一体どこの国の政府なんだろう。
ていうか、あの人たちは本当に日本人?

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