気まぐれロボット

ZMPと東大 人工生命体の研究 “気まぐれ”に動くロボ
(business-i.jp)
“気まぐれ”にメインテーマを置くなら
人工生命というよりは人工脳なのかも?
(動けば生命ですか。)
この記事によると、
 プログラムは、化学反応などの自然現象をシミュレートした
 場合に一定範囲内で閉じた活動(アトラクター)をした後、
 別のアトラクターへと次々に移り変わっていく「カオス的遍歴」が
 現れることを利用する。完全に乱数に基づいてランダムに動かす
 のとは異なり、予期はできないが、犬がくんくんと、かぎ回るように
 意味がありそうな動きを作り出すことができる。

らしい。
何かを行動することを決定する手順として
この「カオス的遍歴」が現れる仕組みを採用すると、
見た目に気まぐれな動きをするように見える
ってことなんでしょうな。
実際、何かモノが動くというとき
それは何らかの法則に従ったものであると予想されるのだけど、
動植物の動きというのはどうも規則性がないようにみえる。
でも、基礎部分ではちゃんと物理法則に従っているはず。
ということを複雑系という方面から解く試みがあるんだけど、
それを実際にロボットのアルゴリズム(?)に組み込んだら
どんな動きになるかね?
というのが、このオモチャのテーマなのかな、と。
複雑系というと、
私は流体や雲の流れのようなものを思い浮かべるんだけど、
ああいう動きも法則に従った不規則動作なのですね。
結局、自然というのは全部一つにつながっていて、
生命も雲の動きも、根っこの原理部分は同じってことで。
確か池上さんは複雑系の数学を研究してた人だよなぁ。
こんな方向からアプローチしてくるんですね。
しかし20万円って、AIBOより高い…。

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