年金の話

年金漏れ問題
(fresheye.com)
というような話が盛り上がっておるようですが。
10年前の私はおバカで、
年金なんてどうせ返ってこないんだから
払わなくていいんじゃね?
とか思ってたものです。
まぁ、それもあながち間違いじゃないかもしれないけど。
年金が払えないなら、
最初からなくしちゃえばいいじゃないか。
年金というのは要するに、
おバカな土民たちは老後に備えて蓄えておくなんて
利口なことどうせできないんだから、
仕方ねーな、じゃあお役人サマが
キミたちが年寄りになるまで預かっといてやるよ?
っていう制度でしょ。(表向きは。)
つまり、その支払い分を自分で貯めとけば良い話だ。
一切年金なんか支払わない。
そうすると、老後に国からの給付はないけど、
自分でちゃんと貯めてればそれでやっていけばよろしい。
蓄えがないやつは、それは自己責任ってことで。
で、年金を払う意味というのを考える意味で、
ちょっと計算してみました。


私は自営業なので国民年金加入者です。
今の私の場合、月々13800円
年金保険として社会保険庁に支払っている。
ただ、この額はこれから年々280円ずつ上がるらしく、
10年後には16,900円になるとか。
仮に、25歳から60歳まで35年間
毎月この16,900円を支払い続けたとすると、
その総額は7,098,000円。
私の場合は一昨年まで社員(厚生年金)だったので
ちょっと金額にズレがあるかもだけど、
簡単のためにとりあえずこの金額で。
で、65歳からうけられる給付額は、
平均で大体月々18万円程度といわれているようです。
(普通に会社員を35年続ければ20万円以上とのこと。)
つまり、これを年額にすると2,160,000円。
つまり、大体3、4年生きながらえれば、
もとは取れるということになるのですな?
ただ、ここにはちょっと罠があって、
年金を受け取れるようになる年齢が65歳以上ということ。
大抵の場合60歳定年なので、5年のブランクがある。
その場合は繰り上げ申請すれば良いらしいけど、
給付額は減るような気がしなくもない。
とりあえず、70歳まで生きれば何とかお得だし、
それまでに逝ってしまったらお国サマの勝ちってことだ。
んー、微妙。
それに加えて
記録ミスとか手違いとか何とかで宙に浮いた年金もあるって話。
これから高齢化社会が進むのは確実なわけで、
生産人口に対する老齢者が増える一方というのは
国の財政にとって大問題なはず。
そこにきてこの事件は、
勘ぐれば確信犯に思えなくもないよなぁ…。
そもそも、お役人を信じちゃいかんということです。
やっぱり、国という制度はもういらんでしょ。
地球全体で、全部民間でってわけにはいかんかのう。
警察みたいな仕事だけは、役人じゃなきゃだめなのか。
とりあえず、社会保険庁は政府機関である必要は無いですね。
結局、あれは保険会社だし。

コメント

  1. キャップ より:

    お久し振りです。
    本当に国をあげての詐欺行為ですよね。。。
    普通の企業だったら操業停止という結末です。
    馬鹿な国家公務員を排除しなければ、と思います。
    しかし、年金の支払いをしない制度で
    定年後に生活保護申請に来る国民も排除できるといいんですがね~
    結局、間抜けさんが保護される構図は変わらないですよね(怒)

  2. 月影 より:

    役人はある程度何もしなくても地位が安定してるから、自分の仕事しなきゃいけないっていう危機感が薄い気がするんですよね。役人みんながみんなそうじゃないんでしょうけど、特にその職場にずっと長くいる人(年寄り連中)がそうなりやすい。
    といって何でもかんでも民営化すれば良いということじゃないんですが。思うに、それが公務である必要性のない機関って、そういう体質が根付きやすいんじゃないかなと。なので、そういうところから手入れしていった方が良いんでしょう。社保庁はまさにそういうところ。

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