どこでもライブドア

今話題のホリエモン。
どうも年寄り連中からは嫌われ、
若者から応援されているような感じがあるけど、
私自身は、あの人、あんまり好きにはなれません。
私は年寄りですか。
多分、伝統と調和を重んじる年寄りたちは、
ちゃんとネゴ回したり手続きしたり、
つまり今までのやり方で段取りを踏んでから
そういうことをしなさいといいたいのでしょう。
それは、そこに買って良い商品が置いてあれば、
誰に断らなくても勝手に買って良いと私も思います。
私が問題にしているのはそこじゃないんですよ。
株買ってやったんだから、自分とこの配下になれや、
という論理ですよね。
今の法律がどんな具合なのかはよく知らないけど、
大株主はその会社を買収できちゃうの?
いや、それより。
堀江さんて、自分では何も作り出してないですよね。
確か、最初エッジとかいう会社の経営者だったのかな。
それが、旧ライブドア倒産を見て、
それを会社ごと買い付けて自社名をライブドアに変更。
それ以来、オリジナルなものが何もない。
既存の会社を買収し続けて今の姿になってる感じ。
さんざんっぱら
テレビ局のページには魅力がない(?)
とか言ってますけど、そのライブドアのページも、
どう見たってYahoo!の二番煎じでしょ。
おそらくその本業であるネットコンテンツでさえ、
オリジナリティがないじゃないかと。
さらに、それらが、
さも自分が生み出したものかのような顔でいるあたり。
私が彼を好きになれないのはそこなんすよね。
自分で何か作ったわけじゃなく、
要は、人が作った良いものを、
金で自分のものにしてしまおうとする精神。
今までそれで成功してたのは、
買収対象の会社が比較的小さかったからでしょう。
で、だんだん分不相応になってきているというか、
手を出す先が大きなものになってきてるから
(球団しかり、競馬しかり)話題になってるのであって、
やってきたことはずっとああなんでしょう。
巨額の借金までして株買ってる時点でどうかと思うなぁ。
(その時点で器に収まりきってない気が…)
そのあたりどうなのか、という問いの意味も含め、
彼の日記にトラバってみました。

コメント

  1. 大樹 より:

    こんにちは、初めて拝見しました。
    >大株主はその会社を買収できちゃうの?
    株をもつということは、その会社を所有する(オーナーになる)、ということなので、1株なら1株分、50%なら、その会社の半分を所有している、ということです。
    会社の経営者(取締役)は、株主によって選ばれて、経営を委託されているので、経営者は株主のいうことをきくための存在である、というのが商法に定められた株式会社のしくみです。
    株主総会で株主は自分がいいと思う人を取締役に選ぶわけですね。
    株を上場するということは、だれが株を買ってもいいですよ、ということなので、いまの経営者にとって都合の悪い人が大株主になることもあるのです。それでびっくりしちゃってるのはいまのニッポン放送やフジテレビの取締役たち、というわけです。
    重要なことは、株式会社は株主の持ち物であって、いまの経営者の持ち物ではないということです。
    僕も、人間として堀江さんがすきというわけじゃないですけど、社会の仕組み(法律)は彼のやり方をおそらく認めているようです。

  2. フジテレビとニッポン放送の正当性に疑問(ライブドア買収問題)

    ライブドアの時間外取引の法の精神に対する疑問と、それに対抗したフジテレビのTO

  3. 月影 より:

    なるほど。
    これまでもそうして順当に会社を大きくしてこれたわけだから、やり方は正当なんでしょうね。
    私が気にしているのは、法的には正しい、とかではなく、彼の考え方の方なのかなという気がしてます。人の作り上げたものを(お金で)横取りしようとしている感じ、というか…。

  4. 月影 より:

    多分…、私が思っていること。
    堀江さん。
    放送そんなにやってみたいなら、
    ご自分で放送局つくられればいいんじゃん?
    ということかもしんない。
    #未来の総理大臣さん(?)
    #ご要望通り、コメントは削除しておきました。

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