擬体

今日は行きも帰りも人身事故で電車が止まった。
何なんだよもう…。
国民投票法案、参議院通りましたね。
与党の憲法草案第9条は、
第1項はそのままだけど、第2項が変わってるのね。
集団的自衛権って、日本人なら
概ね義理人情でまぁいいんじゃないか?といいそう。
CSで攻殻機動隊SACのまとめっぽいのをやっていて、
何となくそれをぼーっと見ていました。
あの中で人々は擬体+電脳+ゴーストなんだけど、
ああなってしまうと、
体というのは個人ではないんだろうなぁ、と。
実際、作中ではコンピュータ(ネット)の中で
他人の情報(意識?)を共有したりもしている。
かつ、個の帰るところとしての体はどこでも良いと。
意図的にそういう設定にしているのか
そういうキャラを演出してるのからかわからないけど、
擬体持ちというのは、
自分の身体にコンプレックスというのがない為か、
自分を恥ずかしいと思うことがないように見える。
そりゃそうで、
身体はオーダーメイドで好きなようにつくれるわけだから、
常に自分の気に入った体でいられることができる。
そういう世界では、きっと擬体やそのパーツも
私たちの世界でいうPCやその部品と同じレベルで売られていて、
自由に取替え引換えできるんでしょう。
(現実的には、お金があれば、となるだろうけど。)
ハイスペックでカッコイイ体を購入できるようになったら、
みんなそれを買う。
みんな同じ顔、同じ体、同じ性能。
どうなのかなぁ。
やっぱり
何かコンプレックスがあってこそ人間であり個性ですよ。
何でも完璧はあり得んということ。
森羅万象はそういうふうにできてるってことで。
筑紫さん、しばらく休んでると思ってたら肺ガンですって。
幸い初期らしいので、
早く治して復帰して欲しいものです。

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