いつぞやに日テレの何かの番組で、
茂木氏が紹介したからかどうなのか分かりませんが、
世間では軽くブームになっているようで。。。
ていうか、ゲームになってるし。
ま、それはさておき「アハ!体験」。
“Aha!”Experience です。
何事かというと、
要は、今まで気づかなかったことに気づいて、
「あっ!」といったときの体験のことですな。
# 実際日本人は「アハ!」なんていわない。。。
この話を聞いて私が思ったこと。
子供が気づくことに大人は気づかない、という、
何というか、となりのトトロ現象というか、
ずっと目の前にあって見えているはずなのに、
いわれるまで気づかない、というような、
ああいうモノゴトに通じるものがあるのかな、と。
毎日目にしているものは次第に脳のフィルタにかかって、
認識はされているのだけど処理に上がらないというか、
でも処理にかけるトリガを与えれば、「おっと?」となる、
あの感覚に似ているような気がするんですよね。
例えば、毎日通る道の電柱に、
今も剥がれずに貼りついている電電公社(現NTT)のマーク。
今そこにあるのは実は変なもののはずなんだけど、
それがあまりに日常になりすぎていて、
昔からその光景に馴染んでいる大人は全く気に留めない。
言ってみれば、見えているけど見えていない。
でも、子供はそういうのに気づくので、
「ねぇ、あれなぁに?」
と問いかけることがある。
で、問われて初めて、
「ああ、あれは電電公社の…ん、何でまだ貼り付いてるんだ。。」
と気づく、、、みたいな。
ただ、茂木氏がいっているのは”一発学習”のことのようで、
ピースは出揃っているのに組み方がわからないパズルみたいな、
でも、一旦その組み方が分かってしまえば、
あとはいつでも組み立てられる、といった体験(?)だと思うんですが、
気づいてなかったことに気づくという意味では、
こういうのも「アハ!」だと思うんですよね。
厳密にいうと、実は気づいているんですよね。
気づいている、というか、見えている(認識はしている)?というか。
でも、それの意味や形容に気づいていない。
認識はしているけれど理解はしていない。
目では見ているけど頭は見ていない。
で、そんな状態から、
「それはこういうことなんだよ」
といってあげると、
ようやくそれに意味が与えられて、理解の範疇に入ってくる。
そういう、潜在的理解が表象するということなんでしょう。
でね。
結構、これは森羅万象にいえることで、
モノゴトというのは、最初からそこにそうして存在しているんだけど、
人の理解にのぼっていないものって、
それこそウントコサあるのだろう、と。
これって、科学そのものですよね。
科学ってのは、今まで分かっていない原理法則を見つける、
というか、そうだろいうことに気づくと、
それに何たらの法則だとか何がしの定理とか名前をつけて、
人の理解の範疇に置く作業でしょう。
それらは、現状あまりに難しい形をしていて、
ちょっと人が理解するには遠いものに見えるんだけど、
実は、それらの自然科学というのは、
人が何の説明もなしに「アハ!」と理解してしまえる、
正体はそういうものなんじゃないかと思ったりね。
ホーキング博士も、
あのベストセラー本の最後でそんなこといってますよね。
ところで最近、
「あれー何かしようとしてたんだけどなー。何だったかなぁ…、あ、アッ!」
とかいっている私は、ヤバイのう。。。
コメント
アハ体験について昨日土曜、模擬先生がテレビで「世界一受けたい授業」とかに出てらして、講義されてました。でもテレビをつけた時はもう終わりかけでほとんど聞けなくて、残念でした。今日はテレビコマーシャルで模擬先生がアハ体験のCMにも出てて、びっくりでした。最近、すごいメジャーになっちゃってますね。
「模擬」先生にハマりました(笑
最近はテレビ出演にも積極的のようですが、
テレビに出ても整髪はしないあたりが素敵です。
パソコンの変換第1候補が「模擬」になっちゃったので使ってしまいました。(笑)
あのヘアスタイルでテレビで見慣れてしまったので、ヘアスタイルを変えて欲しくないですね。あの・・ところで模擬先生って、ひょっとしてセルフカットセットのカット?(爆)
でも夏は暑いかも。。ポニーテールは涼しいですヨ~♪
美容院(ヘアサロン)は月影さんが行ったらきっと緊張ですよ。私でも毎回なんだか緊張です。(自分がどうなっちゃうんだろう、っていう不思議な緊張感です)
私はさすがにポニーテールは無理なので、近々切るとします。。
やっぱり緊張しますか。
死ぬまでにいっぺん、美容院にいって「かっこよくしてください」といってみたいんですがね(笑)