マニフェスト(自民編)

自民のも出てきたよ。
○地方分権
・国の出先機関廃止。補助金、税配分の見直し。
出先機関廃止は良いね。
いったからにはちゃんとやってね。
補助金、税配分見直しというのは、
具体的にどうするかがどうも曖昧。
・2017年までに道州制導入。
このメリットがいまいちわからんのですけどね。
地方ごとに自治の特徴を際立たせて
国民は好きなところに住んでくれってことか?
・直轄負担金の抜本見直し。
民主も同じこといってますね。
正直、これはどうでも良いです。
○国会改革
・次々回から衆院定員1割減。10年後に参院3以上割減。
だから、参院はいらないんだって。
それに、衆院1割ってのは甘い。もっと減らすべし。
あと、議員報酬も今の半分以下で良いでしょ。
それでも多いくらいです。
・世襲制限。現職の3親等内は同一選挙区での公認はしない。
いろいろ抜け道はありそうな制限ですが。
今までよりは制限される、という意味では悪くはないか。
○公務員改革
・天下り全面禁止。
本当だろうね?といいたくなる。
もし本気なら、その疑いが少しでもある人事があれば
それは犯罪とするくらいの勢いでやってもらいたい。
・国家公務員を2015年までに8万人以上削減。
といったところで、公務員も素直に従うかどうか。
さくっとクビにするのか、民間に下らせるのか。
しかし民間に流すと、それは「天下り」だぞ?
どう減らすかをもっと具体的に示すべき。
○子育て、教育
・今後4年間、3~5歳児の教育無償化。
つまり、幼稚園、保育園がタダってことですか。
ただ、その財源は、例の消費税なんだろうなぁ。
しかし、ちと地味な気もする。
・低所得者の授業料無償化。
子供全員にウン十万円支給とかいう民主に比べれば
かなり地味だけど、現実路線といったところか。
ただ、低所得者の定義は明確にすべきだね。
あと、この財源も、やっぱり(ry
・返済義務のない奨学金創設。
審査基準が難しそう。悪いことではないけど。
○雇用
・正規雇用援助。日雇い派遣の原則禁止。
・労働派遣法の改正。
このへんは、変える方向が間違ってる気がする。
派遣や日雇いを制限して正社員を増やすんじゃなく、
正社員じゃなくても失業しないような社会をつくる
という方向で動いていくべきだと思うんだけど。
労働者が同じところにずっととどまっている時代は
もう終わってる気がする。
○医療、年金
・診療報酬増。介護施設拡充。
まぁ、アタリマエのこと。
・無年金、低年金の対策強化。
・年金制度の抜本見直し。
ここにも消費税が充てられるんでしょうね。
しかし、真面目に年金を納めてる人にしてみれば
複雑なところなんじゃないか。
・年金記録問題の早期解決。
アタリマエだけど、解決の目処は立ってないよね。
その作業がキツくて職員が次々とやめている中、
一体どう解決していくかが問題ですな。
○税制
・10年以内に地方基礎財政収支黒字化。
その根拠は?そういうだけなら容易い。
・景気回復後、消費税を含む税制の見直し。
政策の多くの財源がこれ頼みね。
一体消費税をどこまで上げるのか。
本当に1割にまで上がってくると、かなり痛いですよ。
他にも外交や環境などの政策もあるけど、
とりあえずここは内政、生活に関わるものだけ。
ひとことでいうと
 地味。
今までとあんまり変わらない感じ。
というより、生産人口が減り老齢人口が増加する中
今の政策、制度もこのままでは破綻するといわれていて、
それをどう維持し、あわよくば改善、改良できるか
という視点から入ってる印象ですね。
民主は、子育て、教育に大盤振る舞いをして
生産人口を一気に増やす目論見のようだけど、
その初期投資は莫大で、その政策が当たるとも限らない
いわばギャンブル的なイメージなのに対して、
ここで出てきた自民の政策は、およそ保守的ですね。
現実的であるといえば、その通りかもしれないけど。
ただ、問題は消費税ですね。
一体この上どこまで増やすつもりなのか。
本来は、民主がいうように徹底的に今の無駄を削いで
消費税に見込んでいる財源に変えて欲しいところ。
少なくとも民主の政策よりは歳出も大分控えめなんだから、
そこはやればできるような気がするんだけど。
どうしてもダメとなったところで
最後の手段として消費税、という手順を採って欲しい。
はなっから消費税増税ありきは良くないですよ。
そこを除けば、ほぼ今までの政治の延長線上。
変化に賭けてみるなら民主。現状を変えたくないなら自民。
政権公約からのイメージでいえばそんな感じですかね。
さて、大衆はどちらを選ぶか。
# 私は?だから機械に政治をやらせろと何度も。。

コメント

  1. 政治と暮らし

    いよいよ政権交代が現実味を帯びてきました。政治が変わることで我々の生活はどう変わるのか。身近な視点で日本の政治を見つめてみました。

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