ホリエモンのテレビジャック

昨日、いつものようにゲームしつつ23見てたら、
例の堀江モンが生出演して熱く語るということで、
ちょっと注意してみておりました。
何でもその日、
堀江氏は、他局にも生出演していろいろ喋っていたとか。
個人的に、あの社長の理屈はよくわかりません。
というより、どうもいちいち素人くさい。
彼はしきりに、
インターネットはいいんだ、いろいろなことができるんだ、
双方向性に優れるんだ… などと説明されるわけですが、
インターネットが有用であることは、
今さらもう誰にいわれずとも周知のことであって、
改めて凄い素晴らしいと称えるものでもないんですよ。
むしろ、ITを専門としているような会社の社長が、
今頃そういうことを熱弁していること自体が間抜けに見えるというか。
とにかく彼は「インターネット」という言葉を連呼する。
そういうところが逆に素人くさい。
専門性を強調するなら、もっとこう頭の良さそうな単語を使うべきというか、
将来のブロードバンド技術はこうなるとか、
量子コンピュータの出現で通信がどうなるだとか、
こういう技術を我が社では開発中であるとか、
そんなような話をするなら何か専門家っぽいじゃないですか。知らんけど。
でも彼は、とにかくテレビよりインターネットがいいんだ!という。
ブログとかで誰でも情報発信できるとか、双方向性があるとか、
既にネットを使ってる身からしたら「知ってるよ」という当たり前の話。
メディアの中ではテレビ至上という常識を破りたいということなのかな。
…というかね。
堀江モンの場合、インターネットが素晴らしいとかいう話よりも、
本当のところは自分の会社を大きくしたい、という欲求、
大きな企業買収をして事業を拡大したい、という方が本丸でしょう。
M&Aでしたっけ。海外では当たり前にやられている企業戦略で、
会社経営を多角化したり市場を広げたりする目的で、
大きな会社は、財力にモノをいわせて、
小さな会社をどんどん買収をしているみたいです。
彼が狙っているのはそっちで、
その題材として、どう見ても今後成長するであろうインターネット事業を
売り文句に使っていると。
要は、堀江モンは、インターネットに詳しい専門家とか技術者とかではなく
その事業で一儲け狙ってる営業マン、ビジネスマンでありましょう。
だから、そんな彼の語るインターネットという言葉が嘘くさく聞こえる。
素人が中途半端な知識で専門家ぶってるように映るというか、ね。
正直な話、あの人を見下したような、バカにしたようなキャラが
どうにも好きになれない。
(結局、私の中でそれが一番大きいかも)

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