今日、帰りの電車の中で、
ぼほーっと妄想してたことを書き記しておこう。。。
ほぼ満員の電車のどこかしらから、
赤ん坊か小さな子供らしき人間の鳴き(泣き)声が聞こえてきた。
うひぇ~ん、びょぇ~ん、ウィッウィッ。。。
擬声語にすると、まぁそんな感じ。
書くと、何か変ね。
そう、赤ん坊の泣き声を、
日本では「おぎゃあ」と表現する。
おぎゃーおぎゃー。
そうやって子供は産まれてくるのだと。
おぎゃー。
まぁね。そう聞こえないこともないけど。
人によっては、それは「うぎゃー」かもしれないし、
「もぎゃー」もあるし「うんぎゃー」かもしれないし、
「ほげー」とか「うぎょー」とかもあるし、「ばよえーん」もある。
(「ばよえーん」はない。)
人によってその泣き声は様々だと思うんだけど、
人はみんな、赤ん坊の泣き声を一律にして
「おぎゃー」なる言葉に置き換えてしまうから、
それは「おぎゃー」という言葉だと思い込むわけである。
普段何気なく使ってる日常的な言葉だけど、
よくよく考えたら、それってどうなの?そもそもどういう意味?
という言葉が結構ある気がする。
犬はワンワン、猫はにゃーにゃー。ニワトリはコケコッコー。
犬は、バウバウかもしれないし、ふゃんふゃんかもしれないし、
猫は、ぅぇあ~ん、とか、みぇ~ん、とも聞こえなくもない。
ニワトリは、ウゴゴッゴェゴー!っぽい気がする。
車はブーブー。
ブーブーってことないだろ?
ブーブーってのは警笛音を象徴してるのかな。
でも、普通の日本の一般的なセダンならビーッと鳴る。
大型車ならフォーンとなる。
じゃ、エンジン音か。
最近の車のエンジン音はブーブーではない気がするけど、
確かに昔の車なら、そんな音だったのかもしれない。。
電車はポッポー。
なわけないぞ?
ポッポーは蒸気機関車の警笛だと思うけど。
電車というのは、その名の通り電気モーターで動く列車。
でも、最近の人(というか主に都市圏の人)は、
ディーゼル車や蒸気機関車までも電車と呼ぶ。
風はびゅーびゅー。ときに、ひゅーひゅー。
ひゅーひゅーだよ!(古っ?)
これは、まあ妥当な擬音語かも?
といっても、空気の流れ自体に音があるわけではなく、
その空気が物体と物体の間に流れ込むときに、
笛の原理で鳴る音なんだけど。
何か、どうでも良くなってきた。。。
ええと、いろいろな現象や聞こえてくる音を、
既に定義されている言葉に置き換えて認識する
ということは、つまり、
定義されていない音は聞こえなくなるってことじゃないのか、
なんて思ったわけです。
未知の音は、聞こえないのと同じ。
聞こえる音でさえ、
本来いろんな波形や波長の音であるはずであろうのに、
擬音語、擬声語という言葉に翻訳されてしまうわけで。
そう、今回書き留めておきたかったことはココなんです。
(多分。)
コメント
日本語には擬音語がかなり多いそうな。
どこかの言語学者の人が語っていました。
なので、自分でいちいち考えなくても
なんとなく、既存のことばで現象や音を
表現してしまいがちですね。
ところで、ディーゼル機関車を電車と呼ぶのは
気になっていたんです。
なぜかというと、英語ではトレインという
ことばがあるけど、日本語にはこれにぴったりくる
ことばがないですねえ…
いや、どうでもいいのですよ。普段は。
しかし、うちの夫がトレインの運転士なので
日本人に夫は何をしている人?と訊かれると
ちょっとこまってしまいます。
おもいっきり長いコメントですみません。
ほほー。日本語は擬音語が多いのか。
トレインは、日本語で「列車」でよろしいかと。
まぁ「列」になってない(1両だけの)場合もありますが(笑
あと、日本語の怪としては、
大きさや重さということ自体を表現する言葉がないんですね。
日本語では「大きさ」「小ささ」、「重さ」「軽さ」
という表現になるけど、英語なら
size という言葉があって、big と small がある。
weight という言葉があって、heavy と light がある。
表現豊かかと思えば、無い言葉もあるんですよね。
そういわれれば
サイズ、って日本語にはないですねえ…
相対的な”サイズ”を表す言葉…
日本人の生活の中で
サイズはあまり重要ではなかったのかもしれませんね。
ところで…
そうですか…列車。
北米では"Locomotive Engineer”
なので初めてその職業をきいたとき
何かの技術士さんだと思いました。(余談です)
運転士はdriverじゃないんですね。
サイズは、もう日本語化してますね。
ウェイトも。あと、スピードも。
他にもいろいろ。。。