奇跡はそう何度も続かなかったようで。
香田さん遺体で発見、バグダッドで首切られ
本人が望んでイラクなんてとこへ行ってるわけだから、
私自身はあまり彼に同情はしないわけですが(冷酷です、はい)
だからといって人殺しを容認しているわけではなく。
自らは行動を起こさず、茶の間でテレビや新聞を見ながら
あーだこーだ文句ばっかりいってる大衆よりは、
ああして何か行動を起こそうとする、そして行動する彼らというのは、
筋が通っているとは思うし、敬意に値します。
現地の状況は、やはり実際に現地に行ってみないとわからないし。
それで、結果として最悪の事態になったとしても、
あくまでそれは結果だと思うんですよ。もちろん、生還するのがベスト。
喩えは良くないかもしれないけど、
戦争に出かける兵士は、戦場で倒れたとしても、
それはそういう結果になったということ。
そういうリスクを負って行動するわけだから。
車を運転するのも、
乗るときは交通事故を起こすつもりなんて毛頭ないでしょ。
でも、交通事故に遭遇する可能性は0ではない。
誰でもそういうリスクを了解の上で車を運転しているはずです。
香田さんの場合は、そうすることを強制されたわけではないでしょう。
本人の意思で現地へ行ったのですよね。
私も茶の間であーだこーだいってるだけの大衆のひとりですから
彼をどうこう批評するつもりもないし、その資格もないです。
ただ、今回のことは、私はそういう感想だということで。
ただしかし、聖戦って何なんでしょうかね…。
その価値観が分からない。
お金が欲しいわけでもなさそう。
結局どうなれば、彼らは満足なのかが分からない。
自分たちのメンツを潰した合衆国に憎悪しているだけ?
それが解消するには、合衆国が滅ぶしかないのか?
話ができない、コミュニケーションができない、その努力もしない、
その解決手段は無益な殺戮だけというのは、
もう人であることを放棄してますよね…。