不運

切符を買おうと自動券売機に並んでいて、私の順番になったら、画面に「発売中止」の文字が。タイミングよ!
思えば私はこういう不運によく遭遇する気がする。
スーパーなどでレジに並ぶときでも、一番短かそうな列の後ろにつくのだが、お金を出すのにもたついたり、突然商品を返しにいったりされるとかで、結局一番待たされることが多々ある。切符もそうで、私の前の人がいちばんモタモタしていて、横に2、3人ほど並んでた列の方が早かったりすることが何度もある。
こういうのを、何というんだっけか。
どこかから何トカの悪魔のようなものが覗いていて、私の行動を一々先読みしてそれを妨害するようなことを仕掛けられてるような感覚。神様が何事もすんなり運ばないように行く手にいちいち何らかの試練や障害を設定してきているような感覚。人生そんなに甘くないんだと。
でもこれは、きっとこれは私だけのことじゃないんだろうね。殊更自分に不運が襲ってきているように感じるのは、多分その不運な出来事を強く記憶しているからだろう。すんなりコトが運んだ場合、その出来事自体があまり記憶に残らないんだろうと。
とはいえ、やっぱりそれに遭遇すると「何で自分だけ!」と思ってしまうのが人間という生き物でもあり。

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