A.I.

てなことで、映画を見てきた。
スティーブン・スピルバーグの最新作『A.I.』。
何というか、良く出来た作品だと思ったけど、
あれに何かのメッセージが込められているのだとすれば、
ラストの意味がイマイチ分からなかった。
あえて言うなら、人間はかけがえのない存在、てことか?
ん、何か違うな。
内容についてあまり書くとネタバレしてしまうので、
以下は私がも~んと思ったこと。
人間とロボット。
何が違うのか?
私はハナッから人間も有機物でできたロボットだと思っているので、
その両者の本質的な違いはないと思っていたりする。
有機体でなければ感情が生まれない、なんてのは、
有機体である私たちの勝手な思い込みである。
自分たちが特別だと思いたい、自己主張したい、
自分という存在に他にはない意味を与えたい、
そんな願望と固執が、ロボットに感情があるわけがない、
と思い込む一因になっているのだ。そう思う。
有機体でなければ、感情、心、愛、
そういうものは実現しない。
本当にそうなのか?
では、有機体である私たちが
“心”だ”愛”だといっているそれは一体何なのか?
折角こういうテーマの映画なんだから、
内容でもそこまで踏み込んで欲しかった…
というのが、私の正直な感想でした。
まぁそこまでハードにしちゃうと一般ウケしないか。
あくまでハリウッド映画ってことで。
あ、FF X 買ったよ。発売日、昨日だったのね。
てことで、これから数日、私はゲームオタクになりマス。

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