今日のMLB、マリナーズ対パドレス戦。
またしてもマリナーズが二回にして5点の大量リードを奪い、
勝ちパターンに入る。
ところが、5回か6回、好投を続けていた先発投手が崩れ、
リリーフの出番となる。
そこで二人目に登場したのがパニアグア投手。
実は、私は最近彼のファンになりつつある。
パニアグアは、決して名投手ではない。
いつもこういう場面で中継として登場し、
1回、ないし2回くらい投げてマウンドを降りる。
まぁ、マリナーズのリリーフ陣というのは、
大体このような役回りが多いが、中でも地味なのが彼。
あえて彼の売りをいえばストレートの速さだが、
同僚のローズには見劣りするし、
変化球もある程度球種が投げられるが、そのキレや変化も
ネルソンや佐々木ほどではない。
実際、その防御率はマリナーズリリーフ陣の中では最低。
(といっても、マリナーズの投手陣はかなりハイレベルなので
最低といってもそこそこである。5割はいっていない)
なぜそんな地味なリリーフ投手を好きになったのか?
それは地味だから、である!
投球フォームも、これといった特徴のない投げ方で地味。
打たせて取るというタイプも地味。
最近、ちょっと不調になっているのが、さらに地味。
そんな地味さが良い。
投手としては地味だが、
今日、ブルペンでユニフォームの下にビーチボールを入れて、
妊婦のような格好でふざけているパニアグアを見た。
あと、インターリーグのアウェイなのでDH制でなく、
投手のパニアグアがそのまま打席に立つという場面もあったが、
あのうち方と走りは、なぜか笑えた。
マリナーズブルペンでも、パニアグアがゴロを打つと、
何故かバンザイをして喜んでいた。
なるほど、そういうキャラなのか。
もしかすると、そのあたりの雰囲気も、私は好きなのかも。
いわゆる、憎めないヤツ属性だ。
イチローや佐々木もいいけど、
私にはもう一人、見る選手が増えた。
オルルッドがサイクル達成したことより、
パニアグアがヘンダーソンをど真ん中で空振りさせたことの方が
私的には盛り上がってしまった。
ガンバレ、パニアグア!
オレはマニアックにも君を応援しているぞ!