「mixi読み逃げ」ってダメなの?
(itmedia.co.jp より)
何とも人聞きの悪い話です。
別にいいじゃん。読み逃げで。
というか、
そもそも「逃げ」てるわけじゃないでしょう。
Webというのは、それが公開されたその時点で、
誰でもそれを閲覧することが許可されたものになる、
というのが基本理念だと思うんですがね。
見られるのが嫌なら最初から公開しなければ良いし、
見たら必ず何かメッセージを残せなんてのも、
それこそ地雷というか、罠というか、横暴ですよ。
あえて閲覧条件をつけたいのなら、
ログインが必要とかhtaccessを設定するとかすれば良い。
「いや、SNSは公開Webとは事情が違うんだ」
なんていう文句も飛んできそうだけど、
そのSNSに参加している以上は、
同じSNSの参加者であれば基本的に誰でも見ることができる、
というポリシーを了承した上で利用しているはずです。
いえね。
こういうところで私がいつも感じるのは、
かくも自己中心的な考え方が横行しているんだなぁ、
ということ。
Webの黎明期なんて、個人サイトを開いたら、
それを見に来てくれた人は「お客さん」であって、
「こんなつまらないページを見てくれてありがとう!」
という精神が少なからずあったと思うんだけど、
今は逆ですもんね。
「オレ様のページを見やがったな。」
「見たら何か感想書いていけや。」
「読み逃げ」はマナーが悪いというより、
むしろ「読み逃げ」なんて精神がある人のマナーを疑う。
上の記事にもありますが、
自分の書いた記事を見てくれたときに、
それについて何かコメントを残していってくれる人がいるなら、
それはとてもありがたいことです。
ただ、それを前提にしちゃいかん。
自分の記事を見てくれる人なんて、全体のごく一部です。
その中でもわざわざコメントを書いていってくれるなんて人は、
よほど仲が良いとか親密な人でなければ、
奇特中の奇特な「すごくイイ人」だと思うべきでしょ。
そして、そんな「すごくイイ人」は、
世の中にそういるもんじゃない。
つまり、こういうことです。
何か店を開いても、そこに入ってくるお客さんは、
通りを行き交う人々のうちのごくわずかであり、
さらにそこで商品を買っていってくれる人なんてのは、
その中でもさらに限られている。
そういうことを、どこまで常識として理解しているかです。
商品が売れるには、その商品の需要や魅力が必要。
中に入ったからといって押し売りするような店は、
悪徳以外の何者でもない。
Webの場合の商品はコンテンツ(記事)であり、
そこでの見返りが訪問者のコメントなのであれば、
何かコメントを書いてもらえるような記事かどうか、
ということを考えましょうと。
そう考えたら、記事を書く方も見る方も、
書きっぱなし、読みっぱなしで良いようなものが、
お互い一番気楽にやっていけると思うんですがね。
そんな中で、予期せず何かコメントが残してもらえたなら、
そのときの喜びも大きいというものです。
コメント
あれ自作自演らしいよ。
http://d.hatena.ne.jp/Paul3/20070321/p1
OKWebがアクセス数アップするため仕組んだのかも。
2ch閉鎖騒動のときもそうだったけど、これからは眉唾でいこうと思った。
やられたぁ…。
ゴシップばかりかニュース記事も信じられない世の中か。
というか、こんなの自作自演する意味がわかりませんね。