格差よりも

前にも何度か書いたかもしれないけど、
今しきりに巷で取り沙汰されている「格差問題」。
ぶっちゃけ私はこれを問題だとは思ってません。
裕福なヤツはどんどん裕福になって、
ビンボーなヤツはどんどんビンボーになる。
わしゃあマジメに30年も働いとるのに、
何であんなバカが羽振りが良くて、
わしこんなに貧しいんじゃろうか。。。
そんな状況になると、
どこか不公平があるんじゃないかと言いたくなる気持ちは、
わかるにはわかるんですがね。
業種や職種による格差、業態や雇用形態による格差、
地域による格差、出生(環境)による格差、
災害によって引き起こされた突発的格差、などなど。
いずれも経済格差なんだけど、
それらは起こるべくして起こっている格差でしょう。
儲かる商売もあればそうでない商売もある。
そしてそれは社会の情勢や時代背景にも左右される。
都市部が発達して山村は過疎る。
これはこれで道理です。
もしその格差に異議があるなら、
自分も儲かる方向に動けば良い。
世の中、何もしないで(何も変えようとしないで)、
いつか生活は好転するなんて都合よくはないんでね。
貧乏なら貧乏なりに、
どうすればその状況を脱せるかを考えないといかん。
考えても良い案が浮かばなかったら、
結局それまでだったということです。
資本主義って、そういうことなんじゃないのかな。
その格差があるから、
人は生産意欲を持てるんじゃないのか。
つまり、何か成功して、それが評価されて、
平々凡々やってる人よりも優位に立てるというのが、
経済活動の原動力になってるんじゃないのですか。
どんなに稼いでも、みんな平等に、
トントンに均されるなら、共産主義国家でも良い。
で、ですね。
私はここで
「儲けてるヤツが至上だ」といってるんじゃないです。
中には、いわゆるズルをしているやつもいる。
大して頑張ってもいないのに、不正を働いて、
ズル賢く稼いでるヤツも多分にいます。
そういうのは、成功者とはいわない。
資本主義国家の政治政府に対して、
この格差を何とかしろと文句をいうのは筋違いだけど、
(だと私は思うんだけど)
ズルをしているやつをもっと取り締まれというのは、
大いに結構なのです。
某政治家がしきりに繰り返している
「ワタクシは法に何ら違反していない」
とかいってることに象徴されるように、
今の法ではズルをする為の抜け道が多過ぎる。
というか、まず政治家がズルしちゃってるもんね。
法律つくるのは政治なのに、どうすんの。
もっとそういうところを
監視したり取り締まったりする仕組みが必要ですよ。
国民投票は、憲法改正とかじゃなくて、
こういう政治家の信任投票の方に使おうよ。
そうすれば、もうちょっとマジメになるんじゃないかなぁ。。

タイトルとURLをコピーしました