ホンモノ

8月も終わり。
盆に親が来たのを口実にちょっと会社をサボったのだが、いや、サボったというより正当な休息だと思うけど、カメラ屋へ出かけてきて良い望遠鏡がないか見てきた。誰かに教えてもらったミード製のもあった。大体2万くらいから高いので15万くらい。こんなにバラつきあるんですね。何がどう違って良いのか悪いのか、私にはよくわからないんだけど、高いやつは、なるほど高そうだ、というオーラが出ている。気がする。よくわからないけど。
いろいろ見ていると店員も寄って来るかな、と思っていたけど、みなさん忙しくデジカメや携帯電話やらの売り込みをしていらっしゃって、望遠鏡のあたりは寂しい感じになってたり。30分ほど見るだけ見て、結局何も買わず。その日は雨だったし、持って帰るのもかなり面倒そうだなと、ちょっと思っていた。帰る途中、本屋で天文系の雑誌をいくつか眺める。天文ガイドとか星ナビとかでも通販で売っている。ここから見繕うのもよさげ。通販は実物は確認できないけど、家に直接届けてくれるという便利さがあるね。
最接近の火星、いよいよ良く見える。
多少曇っていても、月と火星だけは見える感じ。中学生の頃だったか、天文クラブの集まりで望遠鏡を持ってる人が持ち寄って、みんなで星を見るみたいな催しがあった。そこで私も月のクレータや土星の輪などをみて、おお本当にクレーターがある！土星の輪がある！（ぼんやりだけど）と思ったのを覚えている。
何であれ、本や図鑑などで見たものを、初めて実際に見たときというのは、ああホンモノだ！という感動がある。