私というよりは、私の周りの皆が修羅場という感じ。私の場合はまだ家に帰って何かしようという気もあって(まぁゲームなんだけど)朝から夜遅くまでほぼ仕事だけに没頭しているように見える同僚や先輩後輩たちをみていると、そちらの方が居た堪れなく思えてくる。
上司の一人が「ソフトウェア業界なんて、まだ不安定で、仕事のやり方もまだ確立していないんだ」といっていた。確かに。一応、工程の線引きはされて仕事を進めるわけだが、十中八九そのとおりには行かず引いた線が崩れる。発展途上なのか、今後ずっとこうなのかは知る由もないが。他の業界はどうなんだろ?
帰り道、犬の散歩の光景を目にした。
と、飼い主は突然立ち止まって、知り合いらしき人と立ち話を始める。犬はそんな飼い主をじっと見つめる。もうその姿がかわいい。犬飼いたい。癒されるだろうな、きっと。
ここでも何度か書いたが、私が小学生の頃、実家でも犬を飼っていた。いつもその犬は縁の下に潜っているのだが、私が学校から帰ってくると、そこから飛び出してきて私に飛びつこうとするのである。私もそれに応えて思いっきりなでてやる。そのときの犬というのは本当に嬉しそうにする。その仕草や表情を見てこちらも嬉しくなる。実際のところ犬の方がどう思って感じているのかはわからないが、人間にとって動物の存在に寄る心を癒す効果は絶大だと思う。
ただ、動物を飼うと、必ず別れもある。命あるものに関わるということは、その別れとセットで付き合うことになる。その辛さを思うと、動物を飼う事を躊躇するんだよね。まあ、アパートな今の私には物理的に犬猫などの動物は飼えないんだけど。
犬がいなくなったときのあの寂しさは、ホントに何ともいえなかった。他にどんな楽しいことがあっても、犬がいないということが思い出されて、何事も素直に喜んだり楽しんだりできないのだ。この喪失感というのはペットだけのことじゃないよね…
でも、動物飼えたら何か飼ってみたいなと思う最近。犬飼いたい。犬。