これを書いている横で、鈴木ムネオがしゃべっている。テレビで。本人はワイドショーのネタにされたとかいっている。それはその通りだろうけど。
誰かも云っていたが、地元産業の活性化のために政治家が働きかけることと、政治家が企業などから受ける献金との関係が、ずっとグレーな状態にある。献金は認められているし、政治家が地元を盛り上げるように動くこともまた一つの責務。では、どこからが賄賂で犯罪になるのか。ここらがいろんな都合で善にも悪にも扱われて、いつまでも正しい形、というか、政治家のあるべき姿が定まらない。
政治家の給料である歳費は税金から拠出される。それも並のサラリーマンでは到底稼げない額が各議員に支払われている。そもそも、議員の仕事は、基本的には国会で様々な政策を議論して政治の方向性を決めることだ。それをするためには、本来は高度な知識、判断、そして人間性が問われる。要は、端的にいって賢い人間が議員になるべき。
しかし、実際全ての議員が賢いかといえば、ほとんどの議員がそうは見えない。むしろ、ズル賢い方が目立つ。そもそも、彼らは何か難しい試験に通過しているとか、経済や政治に取り組むための研修なり訓練を積んでいるとか、そういうわけではなく、選挙で多くの票を集めれば議員に当選する。極端な話、バカでも選挙民に選ばれたら議員になれるのである。つまり、選挙で私たちが本当にデキる人を選ぶ必要があるわけだが、なかなかそうならないということなんだろう。
あのムネオも、当選できるだけの票を集めて議員になってるわけだよね。彼に一票投じてる人は、一体彼のどこが良いと思って投票してるのか。その人の気持ちが全く理解できないんだけど。
そういえば、日本、負けたね。
サッカー興味ない私が云うのもアレだが、よくやったのではないか。大体、日本がサッカーで盛り上がるとか、1年ほど前まで少なくとも私は露ほども思わなかった。Jリーグ開幕あたりがピークで、そこからは忘れられる一方だったように思えた。ちゃんといたんだね。サッカーファン。そして、そのサッカーファンたちが盛り上がることで、サッカーに興味ない人たちも盛り上がってくる。
「強いチームが勝つのでなく、勝ったチームが強いのだ」
とか持論のようにテレビでいっているおっさんがいたけど、それ「キャプテン翼」のセリフだったような。