本日、会社の定期健康診断であった。
胸部X線、尿検査、聴力、身長、体重、血圧、視力、問診と、一通りまわって、最後は内科検診である。私を診てくれたのは、おばあちゃんのお医者さんだった。「問題ないわね」という感じで聴診器をあてる。で、そのおばあちゃん、
「変な質問していい?」
というので、
「ええ」
というと、
「最近、テレビなんかで女医さんがよく出てるけど…」
というので、何の話をするのかと思えば
「私、どう?」
ときた。お、おばあちゃん!?いきなり不意打ち。さて、どう答えようかと思ったが、
「や、やさしそうでいいと思うっす」
といったら、
「ありがとう」
と、にこにこ微笑みながら送り出してくれた。
うーむ、あれも何かの診察なのか。それとも、普通に自分のことをどう思っているのか、どうみえるか、かな?それをガチで聞きたかったのか。私以外にもああいう質問をしているんだろうか。でも、みんなそんなこといってなかったしなぁ。まぁ、愛嬌のあるおばあちゃんという感じで、私は嫌いではない。
健康診断を終えて、社内のスポーツセンター(というところで診断をやっている)を出たら、今度は見知らぬおねえちゃんが
「あのー、私渋谷から来たXXという者なんですけど…」
などと声をかけてきた。ぬぅ、今度は何事か。
「あのー、こういう物のご紹介をしてまして…」
とおもむろにその手提げバッグから
“五徳ナイフ”を取り出してきた。(ご、”ごとくないふ”だ……)と思った。
「これはですねぇ…」
といいだしたが、
「あの、まだ仕事中なんで」
と、その場をそそくさと立ち去る私。スポーツセンターといえど、ここは会社構内だぞ。なんでセールスのねえちゃんが入り込んでくるんだ?しかも今時”ごとくないふ”はない。
今日は女難の日なのか。いや、お婆ちゃんの方はほのぼのしたんだけど。