オンキヨー、Windows 7搭載の10.1&11.6型タブレット投入─4万9800円から
(itmedia.co.jp)
やると思った。
オンキョーってことは、かつてのSOTECですね。
そして、
東芝のAndroidタブレット Folio 100 正式発表、年内発売
(engadget.com)
これもやると思った。
iPhoneからiPadみたいな流れが成功している以上、
これが他のOSも追従するのは必定でしたね。
# てか、中国とかではパチもんのiPadみたいなのがあるのよね。
iOS、Windows、Android。
この三つ巴で抜け出るのは、私は Android だと思う。
てか、この業界の人ならみんなそう考えてるんじゃないか。
じゃあ、それぞれの利点、欠点をあげてみるよ。
まず iOS。
【利点】
・iPhone、iPadで市場を先行している。
・それゆえアプリが豊富である。
・アプリを出せるのはAppleStoreのみで、品質管理がしやすい。
【欠点】
・開発はほぼMacに限定される。
・アプリを出せるのはAppleStoreのみなので、開発、公開しづらい。
・ハードウェアベンダがAppleのみ。
iOSのアドバンテージは、他に先駆けて市場に出てたので
アプリも、ハード自体も市場をほぼ独占してた点ですね。
でも、おそらくそれは今だけだと思う。
あと、Apple縛りでアプリの発表機会が大幅に抑えられている点も
今後、普及速度を低下させる要因になってくるでしょう。
では Windows はどうか。
【利点】
・PCOSとして一番馴染まれている。
・従来の開発資産が活かしやすい。
・PCで動くものをそのまま持ち出すことが可能。
【欠点】
・元々PCOSなのでモバイルに最適化されていない(重い)。
Windows は、何よりモバイル向けの最適化が基本的に不要、
というところが強みになるでしょう。
逆に、それが欠点にもなり、タブレットPCのスペック、パワーで
PCアプリを動作させるのは若干無理がかかる気がする。
実際、中身はノートPCなので、起動時間もPC並みで
アプリの動作も(他に比較すれば)遅いと感じるでしょう。
そして Android。
【利点】
・開発環境を選ばない。
・ハードウェアを選ばない。
・アプリは誰でもいつでも公開可能。
【欠点】
・まだ市場の普及率が低い。
・それゆえアプリの数、種類共に需要を満足していない。
Android アプリの開発は基本的にJavaなので、
Javaが動く環境であれば、例えばLinuxでも可能。
さらに、現状のスマートフォンの市場を見ると、
ハードはシャープなり東芝なりサムスンなりHTCなり
その手のメーカーがどんどんつくってる。
欠点にあげているアプリの数や種類などは、
アプリ開発者の裾野が(Macに比べれば格段に)広いので
今後十分カバーできるところでしょう。
タブレットにしろ、スマートフォンにしろ
今はiOSが強いけど、今後Androidになっていくんじゃないか。
なにせAndroid自体はタダですから、
端末自体もApple製品に比べて低価格化が進みやすい。
加えて、Appleが品質重視でアプリ公開を検閲していることは
Androidに追いつかれ、追い越される要因になってくるはず。
てか、過去の市場で、なぜ Mac OS が Windows に敗北したか、
Appleはその原因をどう分析してるのかなぁ。
ちなみに、Windowsは、PCOSとしては今後も安定的だと思うけど、
モバイル向けは、開ける要素があんまり見えないですね。
ここまでiOSが成功してるのは、多分他に競合がなかったからで、
(アメリカではBlackBerryがあったんだっけ?)
これからは、また展開が違ってくるんじゃないか。
てことで、しばらく Android にアンテナ張っていこう。
コメント
わたしモバイルでもキーボードがほしいです><
タブレットではいまいち使いづらい部分が多いですよ・・・
Win7でネットブック持ってますが起動はそんなに気にならないですよ。
びっくりしましたが、再起動は一週間に一回くらいしかしませぬ
スリープだったら5秒以内で起動しますなぁ。
でも、東芝のタブレットPCは気になった。
結局中国とかが作ってるアンドロイドのマシンは液晶がだめなのか
ものすごく見づらい><
ネットブックはネット利用向けに機能が抑えられてるから軽いんでしょうね。タブレットは、その端末上でいろんなアプリを動作させるので、用途としてはネットブックよりノートPCに近いかな。
私もタブレットは自分で使うことはまずないと思ってますが(スマートフォンは買うつもりですが)、Androidの今後には興味があるんです。