選挙特番は、テレ東が一番面白かった。
開票結果は、ちょっと民主多過ぎ感あるかな。
新政権は、当面はガタつくでしょう。
ちなみに、先んじて民主党が大勝した東京都議会は
まだまともに機能してないみたいだけど、
初動をどう乗り切るかが、まず最初の課題かな。
そもそも、民主党内部がバラバラなので
そこを執行部がどうまとめられるか。
国政をどうするかは、その後になってくる気がする。
だって、今までの散々放送されてる討論番組とか
今回選挙特番に出てくる当選者の話とかきいてても、
具体的にどうしたいかという話がほとんど出てこない。
まぁ、生活者視点だとか、無駄遣いをなくすなどという
公約にあるような当たり障りのない話はするんですが。
それって、あまり突っ込むと、必ずしも意見は一致してない
ということだと思うのよね。
あと、脱官僚というのも大きな謳い文句だと思うけど、
それも、具体的にどう脱官僚なのかが語られてない。
無駄遣いをなくすのも大いに結構。
予算を組み替えるのも、どうぞやっていただきたい。
しかし、無駄遣いというのが何を指していて、
それをどう削っていくのかという話も具体的でない。
予算の話も同様ですね。
つまり、理想とする立派な政策はあるけど、
それをどういうふうに実行、行動していくのかという内容が
まだ完成してない、もしかして議論もされてない状態かも?
てなことが予想される。
民主党が、とりあえず大きな党になったのはいいけど、
それが野党でなく、実際に政権与党となったときには
まずその内部調整能力が問われると思いますね。
あーだこーだと揉めてるうちに、
大体みんなが「それでいいんじゃね?」って折り合える
結論になってみれば、自民のそれと変わらなかったりね。
とにかく、民主のマニフェストは
いずれも多額の財源を必要とするものばかりです。
それを、どこまで件の“無駄遣い”の排除で確保できて
(彼らは表向き全額コレでいけるといってるけど、無理だから!)
どこから税金、或いは国債の増額とするかの調整からよね。
無駄遣い排除も、それをするための政府体制をつくって
さらにその法案をまとめて国会を通してからの話になるので、
すぐに財源が出てくるということにはならない。
しばらくはどこかから調達しないといけないので、
それもどうするか考えないといかんと。
まぁ、今回良かったと思えることもあって、
今まで絶対安全とあぐらをかいていたジジイ議員どもが
ここでかなり掃除されたんじゃないか、ということ。
逆に、当選で自分が支持されたと思い上がる議員も
幾人か出てくるんじゃないかという心配もある。
キミが支持されたんじゃなく、対抗馬がコケただけだから。
そこ勘違いして欲しくないね。
大衆は基本的に目先のことしか見てないからなー。
その時勢での選択で、後にそのツケが回ることも多々。
さて、鬼が出るか蛇が出るか。
あ、そういえば、麻生さん総裁を辞めるみたいだけど
次の自民総裁は誰になるのかね?