今日は上野にある東京都美術館でやってるイベント、
大エルミタージュ美術館展なぞ行って来ました。
“大”なんてついてても、やっぱり都美術館は狭いですから。
絵と絵の間隔が狭いと感じていたのは私だけか。
すごく窮屈な感じ。
ていうかね。
それよりも、人多過ぎ。
さすが3連休初日で、しかも快晴。
上野公園は人で溢れ返っておりました。
予想外だったけど、冷静になれば予想できたことだったわ。
まぁ、そんな人混みの中で、
とりあえず無理やり展示されている絵を眺めてきましたよ。
エルミタージュというのは、
もともとロシアの女帝エカテリーナ2世が、
18世紀につくった私有美術館で、
所蔵作品は、そのエカテリーナの好みで収集されたもの。
後に一般公開された後も、
19世紀や20世紀の作品が収集されていったようですね。
実は、私はそこにゴーギャンの絵があるというので、
ちょっとどんなのか見てやろうという魂胆で行ってみたんですが、
ゴーギャンの絵は1つしかなかった。。。
私がこの画家に興味をもっているのは、
「我々はどこからきたのか、我々は何者なのか、我々は何処へ行くのか」
という絵を描いた人だからですが。
この長いタイトルは、いろんな意味で奥深い。
そのまま哲学のテーマになります(てか、なってます)よね。
この絵自体はエルミタージュではなく、
ボストン美術館の所蔵作品なんですけど。
>> ポール・ゴーギャン – Wikipedia
絵自体は南国(タヒチ?)の女性たちを描いただけ、
という感じなんだけど、
この絵にこのタイトルをつけた理由、というか、
そのときのゴーギャンの心情がとても気になってるわけで。
っと、この話はまた別にして。
エルミタージュですな。
どの絵も美術的に素晴らしいのでしょうけど、
私には正直よくわからない。。。(^-^;
で、そんな私が素直に「これ凄いな」と思った絵が1点。
『ゼーガッセから見たドレスデンの旧市場』
Old Market Square in Dresden from the Seegasse
ベルナルド・ベロット
この絵が大きいというのもあるけど、
そこに細かく書き込まれた大勢の大衆と、
周囲の建物の直線がとても印象的でしたね。
定規でも使ったんじゃないかと思えるあの直線が圧巻。
あのどでかいキャンバスによく描いたな、と。
って、本当に定規使ったんだとしたら萎えるけどネ。
あくまで手で描いたものだとしたら、すごいと思う。
それ以外の多くの風景画は、
ボブ・ロスの絵って感じで、あまり衝撃的なものはなかった。
(ごめんなさい、巨匠たち。)
てか、ボブが凄いんですけど。。。
知ってるかなぁ。
昔、NHKでボブの絵画教室みたいな番組が放送されていて、
(制作は、多分NHKじゃなくて海外の局)
彼が、たった30分で1枚の立派な油絵を描き上げて行く様子が、
非常に(ほんと非常だよ、あれ)衝撃的だった。
比べちゃいかんか?
でもやっぱ、ボブ凄いっすよ。
探したら動画があったので、折込に貼っておきます。
>> “ボブ・ロス”の検索結果 – YouTube
Bob Ross – Joy of Painting: Shadows ‘n Trees (1/3)
Bob Ross – Joy of Painting: Shadows ‘n Trees (2/3)
Bob Ross – Joy of Painting: Shadows ‘n Trees (3/3)
てか、公式サイトもあった。てか、DVD出てる。
てか、10年前にボブ亡くなってた。。。
今更ですが、ご冥福をお祈りします。
ボブの話になっちゃった。。。