開発の現場

宇宙開発、メーカーも開発時から参加を 見直しで報告書
(asahi.com)
どんな開発でもいえることだと思うけど、お客さんと開発者、或いは開発者同士で意志疎通がしっかりできてない部分は大体トラブルになるよなと。大きなプロジェクトになれば、数人から数十人で同じひとつのものをつくらなきゃいけない。それでそれぞれが違うものを作ろうとしたら、当然マトモなモノは完成しない。
実際、私の経験では、トラブルが少なくうまくいってる案件というのは大体ひとりから2人くらいで開発してる小さめなものばかりなんすよね。まぁ大きくなれば、不具合の発生率が高くなるのはどうしようもないんですが。バグの埋め込みはともかく「えぇ、そんな仕様だったの?」というのは痛いわけで。設計しなおし、つくりなおし、テストやり直しですからね。開発終盤にそれがくるほど地獄になる。
開発メンバ間での認識齟齬でそれが起こるのは、まあ我々の責任、ちゃんと仕事してなかったからそうなったという意味で納得する(納得はできんがまあ受け入れるしかない)のだけど、お客さんが後出しで「最初からこういってたよ」みたいにいわれると、仮に絶対いってなかったとしても、こっちは結局それをやるハメになり、より一層やってらんねー状態になるわけです。まあ、どっちも精神的に死にますが。
宇宙開発の現場って、実際どうなんだろうな。うちみたいな会社よりは上手くやってるんじゃないかと思うんだけど。

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