任天堂が、今年9月で、ファミコンとスーパーファミコンの生産を打ち切るそうで。というか、まだ生産されていたのか、と、逆に思ったり。ただ、こうして改めて「打ち切り」と聞かされると、もうその時代も終わるんだなと、しみじみ思う。
ファミコンは、おそらく今の家庭用ゲーム機の普及のきっかけになったハードである。同時代、セガとかPCエンジンとか、ファミコン以外にもいくつか家庭用ゲーム機は存在していたが、知名度や出荷台数はファミコンがダントツだったと思う。実際、ファミコンは家庭用ゲーム機の代名詞にもなっていた。
ファミコンばっかりやってないで勉強しなさい、というセリフは当時の親が説教するときの文句の定番だった。しかし、今はもう家庭用ゲームなんてのは一つの文化みたいになっている。その火種になったのは、間違いなくファミコンでしょう。ファミコンが世間に対して与えた影響というのは相当大きかった。
うちのファミコンは、まだ動くだろうか。
実家でホコリをかぶっているはずだが…。スーパーファミコンは、そういえば友人に貸したままになっている。なくなるとなると、ちょっとやってみたくもなったりする…。
しかし、もうファミコンも過去のものになるのね。