ウチの会社が“確定拠出年金制度”とかいうのを採用した。
今までは一定の退職金と年金が決まっていたのだが、今度から、それはご時世の景気に合わせて変動するらしい… そりゃ語弊があるか。
いや、つまり、従来は社員の年金の積み立てを会社がやってくれて、定年になったら、それを会社が支払ってくれる、という制度だった。それが、今後はその積み立てを株や債券などの投資にあてて、定年になったらその投資分に見合う年金が受け取れるのだが、年金を受け取る時期のその株や債券の価値によって受け取れる金額が変わってくる、ということである。
その投資の配分は自分で決められるという。しかし、今までの制度と大きく違うのは、基本的に元本が保証されていない、という点だ。通常は、最低でも預けた金額は受け取れるのだが、新しい制度では、預けた金額が減ることもある。
要はこれ、退職金でギャンブル仕掛けるってことでは。これも時代なのか。