異常気性

要するに、物理的にもうそれ以上乗れない電車に、
何故さらに乗ってこようとするのか、ということである。
会社に遅刻するからか、そこまで追い詰められているからか、
どうでもいいけどそういう習慣になってしまっているからか、
この馬鹿な毎朝の現象がどうしようもなく居た堪れない。
普段は私自身もどうでもいいことなんだが、
こう異常に暑い朝だったりすると、
そういうどうでもいい疑問もどんどん膨張してしまう。
かくいう私も毎朝満員電車に乗る一員であるわけだが、
もう乗れない状態になっている電車に、
無理にスペースを”作って”乗ろうとはしない。
たとえそれが遅刻につながるとしても、である。
そんなに心狭く生きたくはない!
とまぁ、そんな大きなものでなくても、
それをされたときの不快感を知っているから、
それを自分が人に対してしたくはない、ということだ。
そういえば、最近そういう些細なことでブチ切れて、
ケンカになり、下手すれば死ぬ、なんて事件もあったり。
社会というのは、互いに迷惑をかけ合ってやっていく場所。
そこのところを理解していない人が多いということか。
道があれば、それは我が道、というのが当たり前な者には、
オヤジに足を踏まれただけでブチ切れるのだろう。
ましてこの暑さである。
また無意味な怪我人が出なきゃいいけど。
とりあえず、その自己防衛のためにも、
満員電車に無理に乗ったりはしない。
しかし、暑い。毎年こんなもんだったろうか?
それとも、私自身の体力が落ちてきていて、
例年にまして暑さが身にしみているのだろうか…
今日、”蚊”を買った。

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