かけっこの理屈

最近、政治の話ばっかりだね。自分でもビックリ。
念のために書いておくと、私は自民党を支持しているわけではない。
ただ、それ以外が役立たずに見えているというだけ。
人の政策を、具体的でない、とか、中身がない、とか言ってる割に、
野党の持つ政策というのも、まるで見えない。
よって、そんな野党はただ屁理屈いってるようにしか聞こえない。
政権の足を引っ張ることしかしていないように見える。
民主党と自由党は、もともと自民だった人の集まり。
おそらく、自民の幹部に反するという意味では、小泉氏も同じである。
その活動を、与党外でやるか、内でやるかの違い。
結果論だけど、これは中から攻めた方が落としやすかったようだ。
これはトロイの木馬みたいな戦略か。
その点で、鳩山氏や小沢氏は失敗している。
おそらく、あの新党ラッシュの時期、小泉、鳩山、小沢の三氏は、
同じスタートラインに立っていた。
よーい、どん!で走り出して、
ちょっと鳩山、小沢が新党で旋風を巻き起こしそうになって、
小泉氏を後ろ目にリードしたように見えていた。
小泉氏は、無理目な総裁選の出馬を繰り返し、そして
今回、まさかの総裁に当選。一気に逆転したという物語。
もっともその間、競争のトップを走っていたのは自民主流派である。
鳩山、小沢は、そのトップをぶーぶーいって後を追っていたら、
後ろからモノ凄い勢いで小泉氏が追い上げてきて、
トップを走っていた主流派をも抜いてダントツになってしまった。
鳩山、小沢は今度はそのトップをぶーぶーいっている。
特に元自民の彼らは、小泉氏の躍進が気に食わないのだろう。
政治的な論争の前に、彼らには出し抜かれたということに対する
感情的なものが含まれているのではないだろうかと。

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