今年3月から発効する新しいGoogleのプライバシーポリシー。
プレビュー: プライバシー ポリシー
(google.com)
で、最初のGoogleが収集する情報という部分の転載。
- お客様からご提供いただく情報 たとえば、多くの Google サービスでは、Google アカウントのご登録が必要です。ご登録に際して、氏名、メール アドレス、電話番号、クレジットカードなどの個人情報の提供をお願いしています。Google が提供する共有機能をすべてご活用いただく場合は、公開される Google プロフィールを作成していただくようお願いすることもあります。これには、名前や写真などを掲載することができます。
- サービスのご利用時に Google が収集する情報 Google は、ご利用のサービスやそのご利用方法に関する情報を収集することがあります。たとえば、Google の広告サービスを使用しているウェブサイトにアクセスされた場合や、Google の広告やコンテンツを表示または操作された場合です。これには以下の情報が含まれます:
- 端末情報
Google は、端末固有の情報(たとえば、ハードウェア モデル、オペレーティング システムのバージョン、端末固有の ID、電話番号などのモバイル ネットワーク情報)を収集することがあります。Google では、お客様の端末の ID や電話番号をお客様の Google アカウントと関連付けることがあります。 - ログ情報
お客様が Google サービスをご利用になる際または Google が提供するコンテンツを表示される際に、サーバー ログ内の特定の情報が自動的に収集および保存されます。これには以下の情報が含まれることがあります:- お客様による Google サービスの使用状況の詳細(検索キーワードなど)
- 電話のログ情報(お客様の電話番号、通話の相手方の電話番号、転送先の電話番号、通話の日時、通話時間、SMS ルーティング情報、通話の種類など)
- インターネット プロトコル アドレス
- 端末のイベント情報(クラッシュ、システム アクティビティ、ハードウェアの設定、ブラウザの種類、ブラウザの言語、お客様によるリクエストの日時、参照 URL など)
- お客様のブラウザまたはお客様の Google アカウントを特定できる Cookie
- 現在地情報
現在地情報を有効にした Google サービスをお客様がご利用になる場合、Google は、お客様の現在地に関する情報(携帯端末から送信される GPS 信号など)を収集して処理することがあります。Google は、たとえば、お客様の端末のセンサー データから提供される近くの Wi-Fi アクセス ポイントや基地局に関する情報など、他にもさまざまな技術を使用して現在地を判定することがあります。 - 固有のアプリケーション番号
サービスによっては、固有のアプリケーション番号が割り当てられています。この番号とお客様のインストール情報(オペレーティング システムの種類、アプリケーションのバージョン番号など)は、お客様が当該サービスをインストールまたはアンインストールする際に Google に送信されることがあります。また、当該サービスが Google のサーバーに定期的にアクセスする際(自動更新の際など)にも送信されることがあります。 - ローカル ストレージ
Google は、ブラウザ ウェブ ストレージ(HTML 5 など)やアプリケーション データのキャッシュのようなメカニズムを使用して、収集した情報(個人情報を含む)をお客様の端末にローカルに保存することがあります。 - Cookie と匿名 ID
お客様が Google サービスにアクセスされると、Google はさまざまな技術を使用して、情報を収集して保存します。その際、Google からお客様の端末に一つまたは複数の Cookie や匿名 ID を送信することもあります。広告サービスや他のサイトに表示される Google 機能のように、Google がパートナーに提供しているサービスの利用の際に、Google が Cookie や匿名 ID を使用することもあります。
- 端末情報
(google.com より)
ええと…それって全部じゃね?と思ったのは私だけじゃないはず。
まぁ、これだけの情報を共有すれば、
Googleのいろんなサービスの利便性は確実に向上するでしょう。
Googleのメインは検索なので、
より各個にマッチした検索結果が出せるようになる、と。
あとは、Googleアカウント1つでGoogle+、GMail、YouTubeなどの
Googleが提供するサービスを利用できるようになる。
個人が分散管理する必要はなくなるってことですね。
ただ、逆も然りで、個人の利便性が上がるということは、
個人の情報をより多くつかんでいるということになるわけで、
どちらかというとそっち側の懸念の方が大きい。
これって、Googleという企業のサービスの体をしてるけど、
もう国家レベルが関与しても良いレベルの情報量でしょう。
きっと裏でアメリカのNSAやCIAも絡んでるよね。
てか、Googleはアメリカの企業だから
アメリカが情報提供を求めればGoogleは従うしかない。
別に私ごときの個人情報がどっかの国にバレたところで
特に私自身に実害はないとは思いますが…。
問題はこれが民間に漏洩することですね。
SONYとかMSとかが管理してる個人情報が漏れたぞー
などという事案もしょっちゅうなわけで、
Googleがそれをやらかさない保証はないからなぁ。
ただまぁ、利便性と危険性はトレードオフの関係です。
ある程度の不便覚悟でセキュリティを高めるか、
セキュリティを妥協して利便性を求めるか、
そのさじ加減は結局のところ各個人の運用次第ってこと。
それにしても、電話番号まで抜き取らんでも良いだろう
とは思いますがね……。(何に使うんだそんな情報)