朝からボホーッと頭に浮かんだこと…。
○コンビニの秘密
コンビニの一番奥に飲み物が配置されているのは、
飲み物が一番良く売れる商品だからだという。
店に入った客は、飲み物にたどり着くまで
他のいろいろな商品を目にしたり手にしたりする。
飲み物以外の売り上げもとるレイアウト。
あと、入り口近くに雑誌を配置してるのも、
そこに客を溜めてサクラ効果を狙ってるのだそうで。
そうえいば、コンビニってどの店舗も
みんな同じような店内レイアウトになってるね。
普段何気なく接しているものにも、
いちいちそれに理由があるのだろうな、と思う。
○ドラクエの秘密
DQ1は1人で、DQ2は3人パーティ、DQ3に至り4人に。
理由といえば、この4という数にも理由がある。
実は、DQ3を動かしていたファミコンというハードでは、
画面上を自由に動かせるスプライトの表示数が
横軸で最大4つまでという制限によるものだったらしい。
5個以上並ぶと5個目が消えてしまう。
でも、完全に消えると不自然なので
5個以上は交互に表示させたり非表示にしたりして
完全には消えないような工夫がなされていた。
(4人とNPC等が並ぶと異様にちらついたのはそのため)
でも、RPGのパーティが4人というのは、
今ではそれで何となくおさまりがよく感じる。
○笑いの秘密
スマフォを持つようになって、電車の中では
それで2chのまとめとかよく読んでるんだけど、
それでときどき吹き出しそうになることがある。
でも人前でいきなり吹いたら怪しい人なので
なるべくその笑いを堪えているのだけど、
この笑いを堪える、ということはどういうことなのか?
笑いそうになるのは、面白いものを見たからだ。
そこで笑いたいという気分になるのだけど、
その笑いを押し殺して我慢してしまうと
それは笑っていないということになるのだろうか。
逆に、別に何もおかしくもないのに
顔だけ笑う、というか笑ってみせることもできるが、
それは笑っていることになるのだろうか。
確かに、無理にでも笑顔でいると、
それだけで気分も明るい感じに傾くような気もする。
人は有機物でできた精巧な機械だという話がある。
機械が表情をつくるという過程を想像してみると、
それが外部起因か内部起因かはさして重要ではない
という気もしてくる。
○ロリコンの秘密
最近のオタ文化(カッコ良くいえば?サブカル)の台頭で
モエだとかロリだとかいう言葉が
特定の趣向を持つ人を蔑む言葉として使われている。
ロリコンというのは幼い少女を好む男性を指すようで、
コンプレックスの名が示す通り、一種の病癖として
世間には認知されているようである。
確かに、幼女に性的感情を抱くのは病気だろうけど、
幼女を可愛いと感じること自体は
特に問題にすべきことではないんじゃないだろうか。
男女問わず、子供は可愛いものだと思う。
生物的に、生存競争を生き抜くために
その幼少期というのは、他から保護されるために
特に同種のそれは可愛く見えるようにできている。
逆に、子供が可愛く思えなくなったら、
その生物種の先は長くない……ような気がする。
○時間の秘密
時間の流れは、一定ではない。
これは、相対論による物理的な時間の解釈とは別に
人が感じる体感時間とでもいうか、
それはつまり物理時間ということになるんじゃないか?
とも思う“それ”のことなのだけど。
というか、時間なんぞ本当はない。
常に今があるのだけど、人の脳はその今を記憶して、
その直後の体験と、記憶している直前の状態を
因果関係として結ぶ、という繰り返しを行っている。
で、その時間が早いだの遅いだのと感じるのは、
要するにその体験の相違性によるものだろう。
新鮮な体験を繰り返す過程は短く感じるが、
その記憶を振り返ると、逆に長く感じる。
単調な体験を繰り返す過程は長く感じるが、
その記憶を振り返ると、逆に短く感じる。
この、振り返って長かった、短かったというのは
脳内で記憶の圧縮が行われているという感覚。
ファイル圧縮の技術は、あれは端的にいうと
同じパターンの情報が繰り返している部分は
それが何回繰り返していても1回とみなして、
その後の繰り返し部分をカットしてしまうということ。
つまり、物理的にはその情報が消えてるのであって、
これが脳内だと、単調な経験は圧縮(カット)され
結果として「あっという間だったなぁ」ということに。
…てことで、私はここ数年あんまり充実してないと
そういうことなのかもしれんなぁ、なんて思う秋。
おかしいよね。まさかですよ。
もう11月とか。霜月とか。ノベンバーとか。あり得ん。