雲のかなたに

数年前に買ったDVDレコーダーが遂に壊れたと思ったら、
メディアを安物に変えたら普通に録画できた。
ああ、最近はメディアが高性能化してきていて、
古い機械がついていけなくなってるのかな。
人間は、仕事をしたいのか、したくないのか。
そりゃしたくないに決まってますよ。
でも、仕事しないと生きていけないから
仕方なしに仕事をしているんですよね。
でも、そうじゃないかもしれないと思うこともある。
やりたくない仕事も、やってるうちに
それを最後までやらないと気がすまなくなる
というか、やめられなくなる。
少しは休めよ、といわれても仕事をする。
実はそれをやりたかったのか。
仕事をやり遂げないと、他に迷惑がかかるから?
途中でやめても、いつかは最後までやらないといけないから、
それなら今やった方が良いと思うのか?
自分に与えられた責任を果たさないとダメだから?
家族のために頑張らないといけないから?
いい加減なヤツと思われたくないから?
仕事ができるヤツと思われたいから?
どれもその通りのようで、いや、そうじゃない気もする。
大人としての責任、社会人としての常識に遵う必要がある、
そうしないと人として認められないからそうする、
確かにそういう理由もないことはないと思うんだけど、
実際仕事をしているときにそんなことを考えてるかというと
どうもそうでもない心理状態になってる気もする。
いや、多分、自分のやりたいことが仕事になってる人なら、
その仕事に生甲斐を感じたり楽しさがあったりするだろうし、
そういう仕事に没頭するというのは解り易いんです。
スポーツ選手とか、芸術家とか、そういう人たちね。
まぁ、それも仕事になっちゃうと、それを夢見ていた頃とは
また違った感覚ではあるんでしょうけど。
本質的にMなところがあるんですか。人間って。
科学技術の発達によって、
人は自分の手足をなるべく動かさなくてもすむような方向へ
文化も生活環境も変わりつつあると思うんだけど、
その状態でリアルな体験をしたいという逆の欲求もある。
ゆっくり休みたい、のんびり過ごしたいといいつつ、
どちらかというと忙しい毎日を送りたがってるような人もいる。
必ずしもそうする必要はないのに、いつの間にかそうなる。
世の中の遊びといわれているもののほとんどは、
自分の身を、ある種の逆境に置くことだったりする。
そこに何か共通点を見るとしたら、
それが終わったとき、達成したときの快感があるということか。
辛ければ辛いほど、達成感も大きいと。
身も蓋もないこといっちゃうと、不毛だよね。
ひどいな!何かを達成する。良いことじゃないですか。
つまり、結局、人間の生きる意味みたいなものも、
何かを達成することだったりするわけですよ。
達成するものがなきゃ、つくれば良い。
結局、世の中がいくら便利になっても、
人間は自分の仕事を探しては増やす生き物なんですな。
だが、それがいい。
あんまり突っ込むと、日常生活がゲシュタルト崩壊します。
考えちゃダメです。考えちゃったけど。
全然関係ないけど、
最近、ニコ動の実況プレイを見るのが楽しい。Mばっかです。
だが、それがいい。

タイトルとURLをコピーしました