現実懐疑

駅に着いて定期忘れたことに気づいたときの
その悔しさたるや。。。
(3ヶ月で5万円近い定期だけに)
今朝、夢を見ました。
それがね、すごく現実味がある夢というか、
いやこの現実からして現実味は全くないんだけど、
夢の中では現実的だったというか。
私は何かから逃げてました。
なぜ逃げてたのか、また何から逃げてたのかわからないけど、
とにかく階段を上って、その建物の行き止まりまで逃げて、
屋上に出る扉みたいなところに追い詰められたのです。
その扉は開かない。
で、私を追い詰めたその何者かが、いきなり針千本攻撃。
何の脈絡もないのが夢なので、それ自体は驚かないけど
とにかくそれで私の体は針だらけに。
世界びっくり人間みたいな状態です。
まぁ、痛いですよ。
痛いと思います。
多分痛かった。
ああなんてことだ、とその針を抜こうとするのだけど、
全部は抜けず、アイテテテみたいな。
(リアルならアイテテテどころではないんだけど)
これヤだなー。夢じゃないかなー。夢だといいなー。
きっと夢だなー。夢覚めないかなー。
なんて思って、夢よ覚めろ!
と目を開けたら、自分は布団の中で、
その針千本はホントに夢だったという
山田正紀のSF的なノリの展開に。
えーと、何が要点かというと。
大抵の場合、それが夢だといいなぁと希望した段階で
それは夢ではない(現実である)ことが多いのだけど、
今回は逆で、まず自分がえらく苦痛な状態に置かれていて、
頼むから今この状況が夢であってくれ、と強く願ったら、
それが“実現”した(本当に夢だった)という点。
実は、今この状態も夢だったりしてね。
デカルトは方法的懐疑の中で、
夢と現実を区別する確かな証はないということを
現実に対する最終的な懐疑理由につけてるんだけど、
実際のところ、ホントにどっちなんだかわからない。
てか、人生は結局夢オチかも。
この現実も、あちらの世界(?)では
全く非常識で非現実的な世界かもしれないしね。
そもそも、常識的な世界ってどんな世界だよと。
とりあえず、針千本は夢で良かったです。
(ついでに、定期忘れも夢だったら良かったのに。)

コメント

  1. たいら より:

    定期忘れたのが夢で、針千本が本当だったりして。
    # 針千本って時点で、サボテンダーですよね…。

  2. 月影 より:

    イメージ的にはMGS3のザ・フィアーっぽいやつでした。
    MGSやってるからかな…。(やってるのは4なんだけど)

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