時代の常識

ねあんでるた~るねあんでるた~る。
最近、円安が酷いらしいですね。
海外輸入モノが軒並み値上がりしてて、
ワインとか従来の倍近いらしい。
私は飲まないけどネ。
米ドル、ユーロ、英ポンドあたりの国へいくと、
これまた物価が日本の倍近いらしい(円安のせいで)。
こんなことじゃ海外旅行もできません。
私は海外いかないけどネ。ψ(`▽´)ψ
有力な日本メーカーの信用不振が続いてるのとか、
(ソ○ーとか○ニーとかソニ○とか)
三角合併が解禁されて日本企業が買収危機にさらされてるとか、
過疎地域の地方財政が軒並み破綻の危機に瀕しているとか、
政府自体の信頼も下落し続けているとか、
そもそも日本人の人口が減少傾向であるとか、
まぁあげればきりが無いくらい元気の無い昨今の日本なので、
経済価値が落ちてるのは何となくわかる気がする。
ところで、そんな不振を尻目に元気な企業がある。
それがトランプの任天堂。
なんていっても知ってる人はもういまいけど、
任天堂って、昔はトランプとか花札とかつくってた会社だったんですね。
私もリアルタイムに知ってるわけじゃないですが。
それがファミコンを発売して一躍教育ママの天敵となって以降、
任天堂といえばゲーム機のイメージが強く、
そのブランド力で暗黒のPS時代を乗り切り、
今またゲーム業界のトップシェアに返り咲いたわけです。
私が小学生、中学生くらいの頃は、
まぁ社会から嫌われた会社でした。
ゲームばかりしてるとバカになるとか、
子供が勉強をしなくなる諸悪の根源みたいな扱いで、
それでも子供が泣いてせがむものだから、
仕方なく買い与える親心ではあれど、
そうなるとやはり成績が下がるのはファミコンのせい、
と決め付ける親たちは数知れず。。
多分、その頃の子持ちの大人たちは、
ファミコンなんて百害あって一利なしと考えていたんじゃないか。
その子供たちがいずれ次世代の大人になるのだ、
ということをすっかり忘れているんですな。
実際、今一番元気がある業界は何か?
といえば、そういうエンターテインメント業界ですよ。
私は、おそらく社会の役に立つ(であろう)
システム開発業界という場所に8、9年ほど身を置いてますが、
その視点からゲーム業界を見ると、
絶対あっちの方が開発スキルも創作スキルも高いもんね。
っていうか、
任天堂には東大法学部主席卒の人が在籍してるとか。
それゆえ任天堂法務部は最強だと。
(任天堂にケンカ売るのは自殺行為といわれてるらしい。)
その点、システム開発なんてね、
むしろ社会を混乱させてるだけのような気がしてならない。
(というのは、人手不足と技術が不安定なのも大きいんだけど。)
普通に考えて、遊びを創る方が楽しいもんなぁ。
今や時価総額で任天堂はソニーを抜いたらしいです。
えらいことですよ。
ソニーなんて、かつてはエレクトロニクスの業界では
神的な位置にいた企業なのに、それをトランプが抜くなんて、
例えば10年前に何人が予想できたか。
まぁ、私が言いたいのはこういうことです。
たった今の常識で良い悪いを判断できないということ。
社会で何の価値が出てくるかなんて水物で、
例えば今若者が支持している何かを
年寄りの視点で「くだらん」とか思ったとしても、
それが将来どんな化け物になるかわからんということです。
ていうかね、私が中学生くらいの頃、
しきりにパソコン買ってくれと両親にせがんだ記憶があるんだけど
(当時はPC88とか98とか、FM-TOWNSとかそのへんの時代)
「ゲームばかりするとバカになる」という理由で、
まるっきり取り合ってもらえなかったんですよね。
子供のモノにしては高価というのもあるんだけど。
で、大学に入ってバイトしてやっと自前で買ったんだけど、
今はもうそれを使うのがアタリマエの時代で、
虫のいいことに、かつてあんんだけPC拒絶し倒した親どもが、
今は私に「ぱそこん教えてくれ」ですよ。
さらに調子こいて「ほーむぺえじ作ってくれ」ですってよ。
  フザケルナァァァッッッー!
…と、将来子供に思われないためにも、
今の若い世代の価値観というのも大切にしてあげましょう。
この記事 [yahoo.co.jp] を見てのそんな寸感でした。
くろまによ~んくろまによ~ん。

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