1月から職場が品川へ変わり、というか、また品川になり、
(前とは違って、今度は駅周辺の雑居ビル)
新たな昼の食堂の開拓をしているわけですが。
その駅前で、不意に、
「募金お願いします」
といって呼び止められ、
見ると学生だかオッサンだかよくわからない格好をした男。
彼が持っている募金箱を見たら、
「新潟中越地震支援」とか書かれていて、
彼は身分証明書だか許可証(?)のようなものを見せつつ、
我々はボランティアでやってますとばかりに、
とにかく「お願いします」とたたみかけてくる。
しかし、そのとき小銭を持ってなくて、
(私は札入れと小銭入れが別で、たまたま小銭の方を忘れていた)
「小銭とかもってないんで」といったのに、
彼は引き下がろうとしない…。
まぁ、あの地震で困っている人もいるのは確かだろうし、
そういうのをあからさまに「イヤです」と断れない性格も災いして、
仕方なく1000円入れてしまったのですな。
すると、何かその団体(?)の機関紙のようなものをくれました。
後になって思い出せば思い出すほど怪しく感じられてきて、
その機関紙にあった“日本ボランティア会”という名前を、
ちょっとググッてみたわけですよ。
その検索結果
(by Google)
ぐはぁ…。
やっぱり怪しさ満点の団体でした。
いろいろ調べてみると、
この「日本ボランティア会」というのは、
「緑の党」なる政治団体とつながりがあって、
募金の大半を(経費と偽って)政治資金としてガメていて、
実際に被災地に渡っているのは残った1割程度らしいと。
そしてこの団体は10年以上同じ手口で活動をしているとのこと。
しかも、ああいう街頭募金は、
警察にそういう届けさえ出せば誰でもできて、
現状そういうものを取り締まるような法律がないらしいと。
さらに、日本ボランティア会=緑の党は、
その筋では有名だったらしい。
(Wikipedia に書かれるくらい…)
ていうかね、今ごろ新潟中越地震の募金って、
それだけで怪しいと気付けよオレ!
つくづく、やられた…。
あんなのが10年以上ものさばっていられるのは、
私みたいなおバカが後を絶たないからなんだろうなぁ。。。
その怪しい機関紙も、
領収書みたいなものが印刷されてるんだけど、
これまた誰でも書けるようなものだし、金額も500,000円とか、
検索結果のページの中にもこれが怪しいという意見があったけど、
募金なのに端数がない。ジャスト50万ってあり得んだろ。
そして、街頭で無差別に1人頭1000円以上せびるような募金で、
総計50万は少なすぎる気がするしね。
(本当に1割しか渡ってないぞというのを自らバラしてるみたいな。)
今日は昼からそれでかなり凹んで、
とぼとぼと家に帰り着いてみると、
家の郵便受けに「ボランティア募集」というチラシが。
なんか、もういいっ!
(多分、こっちは真っ当なやつなんだろうけど)
当面、“ボランティア”という言葉に拒否反応が起きそうです。
というわけで、
みなさんも、怪しい街頭募金にはご注意ください…。orz…
コメント
あ、前日のコメント、HNを付け忘れたかも・・・orz
そうなんですよ~
街頭募金は本当に危ない!
月影さんのいかにも善良そうな??外見に眼をつけたんでしょうね・・・
最低ですよね、こういう団体!o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!
今日も懲りずに奴らはいました。
いるってことは、
そこそこ引っ掛かってる人がいるってことなんだろうなぁ。。