電車男

秋雨がしとしとと降りしきる最近、
雨粒に打たれて散りゆく金木犀の花びらを見つけては、
年の暮れに向けて深まる秋の寂寥を感じつつ、
それでも時は変わらず流れてゆく無情な現実に、
云い知れぬ、正とも負ともいい難い、
漠然とした感覚に包まれつつある月影です。
こんばんは。
そして今日もまた終電間際の帰宅なのであります。
その電車で、
今日はえらい体験をしてしまったのです。
いや、まさかね。
この歳になってこんな思いするとは思わなかったというか…。
えー…。
私、初めて、痴漢に遭ってしまいましたぁ!(どーん)
云うに事欠いて出た言葉がそれかいっ!
いえいえ、マジです。
念のために言っておきますが、
私、です。
別に私は自意識過剰な方じゃないし…
ていうか、どっちかというと無頓着な方だし。


いつものように混み混みの急行電車に乗ったのです。
で、スシ詰めのその車内で、私の前に立ってた人が、
なんちうかね、
趣味の悪いグラサン、ピアスじゃらじゃら、腰からチェーン、
怪しい帽子に体格はゴツイ系…
いえばHGフゥー!(風)な人だったわけですよ。
最初は、たまたま触れてるだけかなぁーと、思ってたです。
その、彼の手の小指が、
電車が揺れるたびに、さりげなく私のナニの部分にね。
それでも私もイヤだったので、ちょっと後ろへ退いたんです。
狭い電車の中、それでも必死で下がる…
ところが、
その彼の小指は執拗に追いかけてくるのです。
今度はちょっと横へ逸れてみたですよ。
ところが、
さらに彼の小指は誘導ミサイルのように、
私のナニをロックオンしてきているわけです。
てか、その時点で明らかにおかしいでしょう。
手ですよ?
肘とかカバンとかならまだ分かるけど、
手なんて、一番コントロールの効くものじゃないですか。
それが、いくら電車が揺れたからって、
そう頻繁に触れてりゃ、
普通の人なら気づいて引っ込めるなり何なりするでしょう。
私も溜まりかねて、露骨にイヤそうに後ろを向きましたよ。
しかし、そのHG野郎は、
今度は私の臀部に手をまわしやがりはじめたわけで…。
いや、仮に100歩譲ってそれが意図的でなかったにしろ、
私が女性なら確実に悲鳴をあげてます
スシ詰め電車では、もうそれ以上逃げ場もなく、
しかも、そいつは私と同じ駅で降りていきやがりました。
 あー…
 ああーー!!
 
 気持ちわりぃっ!
思い出すだけでまた鳥肌立ってきた…。
女性に手を出す男の方が、まだマトモに見える(いや、それもイカンのですが)。

コメント

  1. ねーやん より:

    すみません、僕らマイノリティーは
    そんな人ばかりじゃないんです
    でもそういう行為をしている人や
    どこどこ線の何両目に出没するなんてのは
    たくさんあります
    もし再度狙われることがあれば、警察に突き出して下さい
    そういう人は捕まらないとわかりませんから
    面倒臭ければ車両を変えることをオススメします

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