金木犀

土曜にとても良い天気だったので、
てっきりそれが日曜まで続くと思って洗濯物をそのままにしていたら、
日曜の朝ドシャ降りだった…というありがちな不幸に見舞われた月影です。
こんばんは。
洗濯物、仕方なく室内干しです。
オマケに風邪をひいたのか頭痛と胸痛にも襲われてダウン気味。
明日は会社休もうかな…。
それでも一人暮らしは自分で食料を調達せにゃならんわけで、
ザーザー振る雨の中を近くのスーパーまで出かけてきたのでした。
その行きずりに微かに金木犀の香りが漂ってきて、
あー秋なんだなぁ、と実感。
もう季節の移り変わりは体が良く知ってるんですけどね。
この時期は体が季節にあわせられなくて体調が崩れやすい。
特にこうして急に気温が下がるとやられますね。
それはそれで、
開発のスケジュール表で月の移り変りを見て早いなーと思うことはあっても、
環境が変わるなんてことを感じている余裕すら最近ないのが寂しい。
本来は、セミが鳴かなくなり、秋の虫が鳴くようになり、
木の葉が褐色に染まってきたり、秋の作物が収穫できたりと、
そういうことを実感して季節を感じるところなんですよね。
それが自然。
今、私にそうして秋を感じさせるのが金木犀です。
香りというのは、その存在を半強制的に認識させてくれますからね。
山や近くの木の葉が褐色になったり、虫が鳴いたりというのは、
あまりに日常過ぎて、もはや関心を惹かなくなっている…。
そういうものって、いっぱいあります。
そこにあるんだけど、見えない。
それは透明でもなく、音を発しないわけでもない、
普通に存在しているはずなのに、その存在を感じない。
そういうフィルタが出来上がっているということ。
秋に金木犀の匂いを感じるといつもそういうことを思い出すのですが、
またしばらくすると忘れてしまう。
そしてまたパターンと化した日常を消化していく…。
…頭痛いと思って熱計ったら37.9度あったよ。
やっぱ明日休もっと。

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