1:1の謎

会社帰りの電車の中を見渡してみる。
いろんな人がいるわけですが、まぁ男と女しかいません。その中間はおいといて。で、大体半分が男性で半分が女性です。当たり前といえば当たり前。でも、これって実はとても不思議なことじゃないか。
だって、皆が申し合わせて男と女を産んでるわけじゃないでしょ。あなた男の子を産んだらしいから、じゃあたしは女の子にするわね、なんてことはないでしょ。みんな好き勝手に産んでるわけです。中には男ばっかり3、4人続くような家族もあれば、女の子ばっかしって家族もある。そういうのも含め、人間、人類全体を概して見ると、およそ男女比は 1:1 で構成されている。
人間だけじゃないですね。生物全体で見ても、雌雄半々でしょう。
有性生殖を行う生物としては、そういう状態でなければ種を維持できないんでしょうけど、どうやってそういう状態を保っているのか。これは誰が操作しているという話ではないですしね。
ま、最近は着床前診断というやつで、子供が生まれる前にその卵が男か女か分かるようで、それをふるいにかけるようなこともできるんですが。それをしたとしても、男の子が欲しい人と女の子が欲しい人は、うまい具合に半々になっている気がする。
なぜ、男女比は 1:1 なんでしょう?
あたりまえの不思議。

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