20世紀少年(2)

16巻まで読みました。まだまだ話は続きそうなので、最終的な感想はまだ控えますが。
今のところまでの感想を、ざっと。
若干ネタバレなので、本編を読んでない人は、まず本編を読んでから以下の感想を見ていただけるといいかも。
まず、シナリオに関係ない部分。
・キャラの個性がそれぞれ引き立っていて素晴らしい。
 →キャラがありがちなドングリ状態になっていない。
・しかし“おっちょ”が変わりすぎ。
 →少年時代のインテリ風なキャラが消えてしまってるような。
・ところで天気予報の2人組はどこいった?
 →大人になった2人もチラっと出たけど、あれっきり?
・脇役で登場する漫画家の位置づけがまだ?
 →角田氏とかウジコウジオ氏とか。
で、シナリオ。
・時代の流れと、その時点での設定がよく作りこまれている。
 →あれ、そうだっけ?と戻って読み直してみても確かにそうなっている。
  つまり、よく読んでおけば、後の展開の伏線を読み取れる流れ。
・実際あってもおかしくなさそうなくらいリアル。
 →今の日本政府がかわいくさえ思える
・1970年の万博って、そんなにすごい熱だったのね。
・まさに謎が謎を呼ぶ展開。
 →話が終わったと思ったら、それは次章の始まりだった…
  という展開の連続で話がどんどん拡大しているような。
  何巻までいくのかしらこれ。
全体として、やっぱり私の子供時代とダブる舞台設定で、それがなお話にハマってしまう。1970年の万博は知らないんですがね。
何というか、私の興味のあるツボをプスプス刺してくるというか。そういえば、子供時代、意味不明なあだ名をつけてたなーとか。月の石はニセモノなんじゃないかとか。何のパロだか分かりやすいウジコウジオなんてのが登場してきたりとか。でも、作中ではハットリ君とは何も関係ないしみたいな。
実は学生時代、私も漫画を描いていた頃にハットリ君のお面をかぶったキャラを主人公にした話を描いたことがあったりしたので、ハットリくん面の彼が出てきたとき、あの顔(キャラ?)は謎人物的な扱いで使いやすいのかなとも思ったり。

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