遊びをつくる人

微妙に忙しくなってきたような?
まぁ、仕事が入ったからなんですが。どうもまた今回の仕事はよくわからんです。私にもワカラン仕事の話をここに書いても面白くないのでやめ。
このところずっと思っていること。
実は、非常に優れた技術者というのは、エンタメ、ゲームといった遊びをつくるところに集まってないかなと。私はこうしてプログラマとして何年かやってるんですが、今どきの3D描画が主流になってるゲームをプレイしながら、こんなプログラム自分は組める気がしないなと。私みたいに官公庁とか企業から受注したシステムの開発をしてるプログラマ、一方でゲームを組んでるプログラマ、どっちの方がスキルが高いだろうかと考えたとき、絶対後者じゃないですか。絶対は言い過ぎかもしれないけど。
私が今までやってきたことを思い返すに、ダイアログみたいな画面にボタンを配置したり、それを押したときの動作をつくったり、クライアントとサーバ間の通信でのデータ解析をしたり、データベースから何か検索したり書き込んだり、せいぜいそんなもん。それをやるための技術もいろいろあるのだけど、私が知ってるのはその中でも、VC++、Delphi、Oracle、シリアル通信、イーサネット通信くらいで、あんまり自慢にもならない。
一方、ゲームって、あの3Dアニメみたいなのをヌルヌル動かすだけでも凄いし、映画みたいな映像とかエフェクトとかも凄いし、BGMや効果音も凄いし。3Dの描画って、それだけでも難しいのよね。ポリゴンを動かすときに行列計算とかするらしく数学の知識がいる。行列は学部でやったけども、もうすっかり忘れてるよね。そこひとつとっても、ゲームつくってる人の方がレベル高いように思う。
まず、つくるものに対するモチベーションが違うだろう。何といってもゲームをつくるんだもんね。役所や企業の人が仕事するためのシステムつくるのと、不特定多数の人が遊ぶためのゲームをつくるとでは、それに取り組む気の持ち方が違ってくるんじゃないか。
隣の芝は青いってやつなのかなぁ。

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