PTSD

職場の送別会ということで、また週末給料日飲み会でした。まぁ一次会で終わるはずもなく、二次会はおよそカラオケと相場が決まっていると。
ええと、私は音痴です。はい、歌えません。それでもカラオケに行く以上は何か歌うわけですよね。今回は、やめときゃいいのにB’zの「ultra soul」なんてのを選曲しちゃったわけですよ。
ちなみに、私はB’zファンでもありまして、CDもある年代までほぼ全部持ってます。あるときからパッタリ買わなくなってしまいましたが。まあそんな私なので、カラオケに行くと、B’zの曲の中からキーが低めでシャウトもない無難そうな曲(「Wonderful Opportunity」とか「恋心」みたいなあたり)を選んで歌ったりするわけです。それでもハズしますが。
で、今回選んだ「ultra soul」はわりと激しめなんだけど、数年前にちょっと歌ってみてそれなりに歌えた、というか盛り上がった曲だったからなんですよね。盛り上がったのは、多分私の歌が良かったのではなく、曲自体が盛り上がれる曲だったから、カラオケ部屋にいたみんなが盛り上がってくれただけだったんですよね。多分。でも、その成功体験があったもんだから、今回もこれを選曲したと。そして、どうなったか……
忘れたい。
あの夜のこと全てキレイさっぱりと。わすれろ草を自分で嗅ぎたいよドラえもん。ていうか、みんなに嗅がせたいよ。軽くPTSDです。その後、もうどうにでもなれ的勢いで同僚たちにひっぱられて徹夜で麻雀なんかしちゃって。2位なんて中途半端に勝っちゃって。心身共に疲れ果て。
大人の世界って難しいですね。
自分は悪くないのに、悪いことにしなきゃいけない。能力主義といいつつ、世渡りの上手い人が上に行く。結局エライ人と仲良くした方がうまくいく。下にはふんぞり返ってるオッサンも上にはヘコヘコしてる。一人突出するより、集団の中で流されていたほうが無難。努力はほとんど報われない。しかし努力しないと何もできない。常に道徳に従っていたのでは損をする。不正に手をかけもバレなければ勝てる。或いはごまかしきることができれば放免される。
そんな世界で、どう生きるのが正解なんだろうか。

タイトルとURLをコピーしました