テレビで党首討論やってるのを見る。
ちょっと面白いのは、ある2者が熱くやりあっているところで、別の人が、第3者の立場からいかにも自分は冷静で適切なことをいうぞという顔で口出ししてくるんだけど、そこで自分の方がやられ出すと、その人も感情的になって議論の当事者になって収拾つかなくなるやつ。コントみたい。
国民はこんな不安を感じている、というのだけど、政治家がいう国民の不安と、実際の国民の不安って、必ずしも一致してないのよね。というか、国民という主語が大き過ぎるので、その不安も1つや2つに収まるわけがない。
あと、できることをやるのか、やるべきことをやるのか、そのへんがごっちゃになってる感もある。与党の言い分は大体できることをやる論で、野党はやるべきことをやる論を訴えることが多い感じはある。できることであっても、やるべきでない、国民は別にそれを望んでいないということもあるし、やるべきことであっても、すぐにできるわけではない、時間をかけてやることも多くある、やるにも相当のコストがかかって現実的ではないということもある。
話聞いてても、何か、そういうことじゃないんだよなぁて話ばっかりな感じ。心に響く議論というか、その通り!それをやってください!ってのがない。というか、お互いのいってることの批判ばかりで、じゃあどうすればその問題が解決するのかということをいえる人がいないのよね。難しいのはわかるんだけど、それを話し合って解決にもっていくのが政治家たちの仕事でもあるんじゃないのって。
佐渡のトキが死んだらしい。推定36歳。私より長く生きてたのか。