幸せの青い鳥

ページ更新するといいながら、いつまでたっても更新できない。いや、こんなページつくりたいっていうアイデアや構想はうんとこあるんですがね。一方で物理的な時間が少ない上に、最近はゲームがその時間を圧迫し始めた。
もし時間というものがあるのなら、それは宇宙という絶大なスケールの中で悠久に流れつづけるものであって、それに制限などという概念はないだろう。しかし、人間という、生物という、有限の時間しか与えられていない者にとっては、時間は非常に貴重なものである。普段は皆忘れてしまっているが、実は人生にはタイムリミットがある。その中でどう有意義に生きていくか、ということが当面生ける者に与えられたミッションなのだろう。
生きるとは何か。存在することか。子孫を残すことか。衣食住を満たすことか。趣味を楽しむことか。はたまた、何か悲劇に逢うことか。辛い経験をすることか。何かを失うことか。なるべく不幸は避けて、幸福だけがあれば良いと思う。ただ、幸福は、こちらから求めてもなかなか手に入らないのに、不幸は、こちらが求めなくても向こうから勝手にやってくる。
ならば、幸福とはなにか。これもまた改めて考えると難しい。幸福という言葉それ自体が分解不能な意味を成す言葉だからというのもあるし、幸福の概念というのも人それぞれ、価値観や考え方でも変わるものであるので一定していないからというのもある。そして、その幸福を私たちが実感することはあまりない気もする。例えば、衣食住が足りているということは、そうではない人からみたら幸福なことだが、それが当然の暮らしをしている人には、それ自体を幸福であるとは感じられない。それが幸福だと実感することがあるとすれば、おそらくそれを失ったときだろう。衣食住を失って初めて、服を着られること、食べ物があること、そして住む場所があることの幸福さを感じられる。
きっと、いつまでも”青い鳥”を追いかけているのが人間なんだろうね。

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